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【レビュー】ザ・グレンリベット12年 イリシット・スティル | 味の評価・おすすめの飲み方

ザ・グレンリベット12年 イリシット・スティル-味の評価レビュー-おすすめの飲み方ウイスキー
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この記事では「ザ・グレンリベット12年 イリシット・スティル」を実際に飲んだ評価レビューを紹介しています。

香りや味の特徴を記したテイスティングノートも載せているので、よろしければ参考にしてみてくださいね!

 

ザ・グレンリベット12年 イリシット・スティルとは

グレンリベット12年 イリシット・スティルとは
商品名ザ・グレンリベット12年 イリシット・スティル
販売会社ペルノ・リカール・ジャパン株式会社
蒸留所ザ・グレンリベット蒸留所
発売日2021年2月15日(月)
販売数数量限定販売(数は不明)
種類シングルモルトウイスキー
内容量 / アルコール度数700ml / 48度
希望小売価格¥6,200(税別)

イリシット・スティルは2021年2月15日(月)に新発売された、グレンリベットの限定品シリーズ “ザ・グレンリベットオリジナルストーリーズ” の第一弾ボトル。

ボトルの名称にもなっているイリシットは、密造酒時代を意味する「イリシットデイズ」から取られています。

ザ・グレンリベット蒸留所は1824年にスコットランド政府公認蒸留所の第一号となった由緒ある蒸留所。世界で初めてシングルモルトを作ったのもグレンリベット蒸留所です。

そんなグレンリベット蒸留所の創業者はジョージ・スミスという人物。

グレンリベット創業者-ジョージ・スミス

ジョージ・スミスがウイスキー作りを始めた1800年代初頭、ウイスキーの密造行為の流行がピークを迎え、世はまさに大密造酒時代でした。

例にもれず、ジョージ・スミスもウイスキーの密造というビックウェーブに乗った人物の1人。

ジョージ・スミスは自身が作った密造ウイスキーに「グレンリベット」と名付けます。

密造酒時代のグレンリベット

ここからグレンリベットという超有名ブランドが始まるわけですが、今回発売された「イリシット・スティル」は、ジョージ・スミスが密造時代に作っていた「グレンリベット」の味わいをイメージして作られたボトルです。

イリシット・スティルの公式テイスティングノートは以下のようになっています。

公式テイスティングノート

香り:熟したパイナップル、バニラファッジ、ココナッツを感じさせるトロピカルで爽やかな夏の香り

味わい:シロップ漬けした桃や煮た洋梨、キャラメルのリッチでフルーティーな味わい

余韻:非常に長く甘い、そしてスムース

もともとフルーティな風味が強い「グレンリベット12年」を更にフルーティに仕上げた1本とのことです。

密造酒時代のウイスキー製法を再現して作られたボトルになっており、ノン・チルフィタード、かつアルコール度数48と強めに作られています。

◇ノン・チルフィルタードとは
冷却濾過をしていないウイスキーのこと。冷却濾過をしないとウイスキーの色に濁りや沈殿物が生まれる。が、冷却濾過をすると同時に樽の香味など旨味成分が薄まってしまうデメリットもあるため、見た目よりも味重視で作られる場合はノンチルが用いられる。

 

ザ・グレンリベット12年 イリシット・スティルの現在価格・入手方法

「ザ・グレンリベット12年 イリシット・スティル」は本数限定販売、さらに発売直後ということもあり、ネットショップはどこも品切れ状態が続いています。(※追記 Amazonはたまに復活→品切れを繰り返しています)

Amazon、楽天、ビックカメラオンラインなどで発売前に予約購入ができたものの、現在はどこも入荷待ちの状態。そのため現在価格については何とも言えないのが現状です。

実店舗での購入を目指すのであれば、百貨店やデパートをめぐるのが発見確率的に良さそうですが、現時点ではまだ実店舗での目撃情報が出ていません(Twitter調べ)。

そもそも商品の配送に遅れが生じているようで、予約をした人たちもお届け日の2月15日(月)に届いていない人がほとんどのようです。(私も2月15日に到着予定だったけど2月16日に来ました)

そのため、実店舗に商品が届いていないから目撃情報がない可能性もありえます。

新しい情報が分かり次第、文章を追記する予定です。

 

ザ・グレンリベット12年 イリシット・スティルの評価レビュー

グレンリベット12年 イリシット・スティル-味の評価レビュー
グレンリベット12年 イリシット・スティルの評価レビュー

テイスティングノート

香り:完熟したパイナップル、ほんのりグアヴァとメロン、バニラ、ココナッツ

味わい:粉っぽく甘いシロップ、フレッシュなバニラ、ほんのりリンゴ、苦味のあるウッディな樽感

余韻:ねっとりとした甘い感触、舌にしばらく強い苦味が続く

評価

3.5
飲みやすさ
3.5
価格
3.5
入手難易度
現在調査中

口触りはトロっとしていてオイリー、粉っぽい感じも少しあり。

甘さはかなり強めでガムシロップに近いレベルです。

そして口をピリピリとさせる強いスパイシー感、後味になるにつれ強くなるドライな苦味もあります。

事前の公式情報どおり、甘さの風味が強いフルーティなウイスキーなのは間違いないですが、同時に苦味も強烈でドライな風味が非常に強いです。

匂いは南国を彷彿とさせるトロピカルフルーツの爽やかな甘さ、バニラやココナッツを感じるスムースでクリーミーな風味があって文句なしに良い香り。

ですが、味わいに関しては甘さよりもドライな苦味が目立ちます。

アルコール度数もそこそこ強いので、ウイスキーに慣れた人でないと少し飲みづらいかもしれません。

総評すると悪くないウイスキーだとは思いますが、6,000円以上出す価値があるかと言われると正直微妙です。

今しか飲めない限定品なので、気になる方は飲んでみるのもありだと思います!

 

ザ・グレンリベット12年 イリシット・スティル おすすめの飲み方

「ザ・グレンリベット12年 イリシット・スティル」のおすすめの飲み方はハイボール。

先ほど紹介したとおり、苦味のあるかなりドライな味わいが特徴のウイスキーなので、ハイボールとの相性は良いです。

長時間テイスティングして私の舌が麻痺している影響もあるかもしれませんが、炭酸を足すことによってほんのりと塩気がプラスされます。

そして、ハイボールが苦手という人にはトワイスアップがおすすめ。

加水することでもともと甘い香りがさらに花開きます。ドライな風味が薄くなって飲みやすさもアップ。

あくまで個人の感想ですが、よろしければ参考にしてみてくださいね!

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