サントリー白州蒸留所とは

名称 | サントリー白州蒸留所 |
運営会社 | SUNTORY(サントリー) |
入場 | 予約必須 |
ツアー参加費 | ¥1000(税込) |
営業時間 | 9:30〜16:30(最終入場16:00) |
休業日 | 年末年始・工場の臨時休業日 |
アクセス | 詳細はこちら |
電話番号(受付時間) | 0551-35-2211(9:30〜16:30) |
住所 | 〒408-0316 山梨県北杜市白州町鳥原2913-1 |
「サントリー白州蒸留所」は1973年にオープンしたサントリー第2のウイスキー蒸留所。
サントリーウイスキーの代表銘柄の1つ「シングルモルト白州」はこの場所で作られています。
広大な森に囲まれた自然豊かな立地に建てられており、別名は「森の蒸留所」。
蒸留所見学をするには予約が必須ですが、一般人でも展示物の見学、ウイスキーの有料試飲、ショップでのお土産購入、レストランでの食事(※コロナの影響で現在は休館中)などをすることが可能です。
白州蒸留所は見学の予約必須!プラン毎の違い

白州蒸留所は事前にネット、もしくは電話で見学の予約をするのが必須。
予約をしないと蒸留所内の見学、有料試飲、ショップでの買い物、これらすべてが出来ないので注意です。
白州蒸留所の公式ページで毎月の予約開始日が発表されますが、基本的には毎月月初に来月分の予約がスタートするという仕組みです。(詳しい開始日程・日時はサイトを要チェック)
例:4月1日に5月1日〜31日分の見学予約がスタート
白州蒸留所の見学予約ページは下記。
リンク:白州蒸留所予約ページ
入場のみの自由見学プラン

予約が比較的容易なのが入場のみの無料プラン。
ツアーには参加できないため、製造工程の見学やツアーでの試飲は出来ません。
ただし、蒸留所内にあるティスティングカウンターで個人的に有料試飲をすることは可能となっています。
展示物のあるウイスキー博物館も問題なく見学することができるので、無料の入場プランでも十分に楽しむことは可能です。
有料ツアーを含むプラン

人気で予約を取るのが難しいですが、普通には見ることができない製造工程を見学できるのが有料ツアープランです。
参加費は1人1000円(税込)でツアーにかかる時間は約80分。
自由見学プランでは入ることが出来ない、蒸留棟と貯蔵庫をツアーで見学することが出来ます。
そして、ツアーの一環として決められた4杯のウイスキーを試飲することが可能となっており、参加費1000円を払う価値は十分にあります。
ツアーで飲むことが出来る4つのウイスキーは下記。
- シングルモルト白州
- 白州ホワイトオーク樽原酒
- 白州ライトリーピーテッド原酒
- 白州ハイボール
2と3に関しては、シングルモルト白州の構成原酒の一部(キーモルト)となります。
有料ツアープランは人気ですぐに予約が埋まってしまうのが難点ですが、運よく空きを見つけた際は一度参加してみるのも良いかもしれません。
白州蒸留所の見学体験談
白州蒸留所の見学体験談を軽くご紹介。
無料の自由見学プランで入ることが出来る主要スポットを載せています。

まずはウイスキーに関する多くの展示物がある「ウイスキー博物館」。

限定品を含む歴代すべての白州の展示。
2021年に数量限定で発売された「白州ピーテッドモルト2021」、「白州スパニッシュオーク2021」もしっかりと展示されていました。

白州蒸留所で使用されている樽のこだわりポイントの解説も。



白州蒸留所に関する展示物の他、海外ウイスキーの歴史や基本的なウイスキー製造工程を紹介した展示物も多くありました。
私は山崎蒸留所も見学で何度か訪れていますが、あちらとは展示物の毛色が少し異なり、まさにウイスキーの歴史博物館といったところ。

ウイスキー博物館の見学を終え、次にショップ「IN THE BARREL(イン・ザ・バレル)」へ。
このショップでは、タイミングが良ければ「白州蒸留所限定シングルモルト」、「シングルモルト白州(700ml)」、「シングルモルト白州ミニボトル(180ml)+うすづくりタンブラー」などのお土産を購入することが可能です。
私が訪れたタイミングは蒸留所限定シングルモルトは売り切れていたものの、お一人様1本かぎりの白州700mlを購入することが出来ました。
購入したお土産については、後ほどまとめて紹介したいと思います。

続いて、個人的に蒸留所見学最大の目玉スポット、テイスティングバーへ。
有料かつ1人3杯までという制限付きですが、普通にはまず飲むことが出来ない貴重なレアウイスキーを格安で試飲することが可能です。
ウイスキーメニューの一覧は次章でまとめて紹介したいと思います。

続いて室外のスポットを見学。
現在はコロナの影響で休業中のレストラン「WHITE TERRACE(ホワイトテラス)」。
ウイスキーと相性抜群の食べ物を提供しているとのことなので、落ち着いたら再度訪れてみたいスポットの1つです。

そしてバードウォッチングが出来る「バードサンクチュアリ」へ。
蒸留所の敷地内で野鳥観察が出来るのは、さすが森の蒸留所といったところ。


バードサンクチュアリの再奥には「野鳥の池」という絶景スポットもあります。
白州蒸留所の有料試飲・ウイスキーメニューの一覧

個人的に一番ワクワクしたのが蒸留所見学の目玉スポット、有料試飲コーナー。
2022年12月時点のウイスキーメニュー一覧が下記です。






ネット価格でボトル1本100万円近くする「山崎25年」、「白州25年」、「響30年」を3700円で試飲できてしまう喜び・・・!
山崎蒸留所の有料試飲には置いていない、「エッセンス・オブ・サントリーシリーズ」を試飲できるのも白州蒸留所の強みの1つです。(山崎モンティージャワインカスクが品切れていたのが悔やまれます。。)
現在はコロナの影響か “1人3杯までという制限付き” でしたが、家族3人で訪れたため合計9杯のメニューを注文することができました。


店員さんが非常に親切で、写真を取りたいと伝えればオシャレに配置してくれます。(後ろのお客さんが詰まっていて申し訳なかったので、私は今回そのまま適当に撮らせていただきました)
そうして注文した9杯がこちら!



注文したウイスキーを分かりやすく一覧にしてまとめると下記です。
- 白州25年
- 山崎25年
- 響30年
- 山崎リミテッドエディション2022
- 響ブロッサムハーモニー2022
- シングルグレーンウイスキー 白州蒸留所 ライタイプ
- シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所スパニッシュオーク
- エッセンス・オブ・サントリーウイスキー ブレンデッドジャパニーズウイスキー クリーンタイプ
- エッセンス・オブ・サントリーウイスキー ブレンデッドジャパニーズウイスキー リッチタイプ
夢のドリームセット(白州25年、山崎25年、響30年)と、普通には飲めないであろう限定品を優先して注文させていただきました。
白州12年の構成原酒や知多のニューメイクを飲めなかったのは残念ですが、リベンジでまた飲みにきたいと思います。
白州蒸留所はショップのみの利用でも予約が必須なので注意!
これから白州蒸留所のショップで売られている限定お土産を紹介していますが、ショップのある蒸留所内に入場するために事前予約が必須なので注意です。
以前は、蒸留所の入場ゲート前にあるショップ「IN THE BARREL(イン・ザ・バレル)」が営業しており、入場なしでもお土産の購入が可能でした。

しかし上記の写真の通り、現在は営業を休止中。
2015年の頃は営業していたのを確認できていますが、数年の間にいつのまにか休業してしまったようです。
そういった事情から、「ショップでお土産を購入したいだけだから予約なしで行こう」なんて思って訪れても、入場ゲートの先にある営業中のショップには入れないため無駄骨になってしまいます。
これから白州蒸留所に遊びに行く方はぜひお気をつけください。
白州蒸留所 ショップ(売店)のおすすめ限定お土産

紹介しているお土産は2022年12月時点の情報。蒸留所ショップ限定品の他、滅多に買えないおすすめの品を紹介しています。
白州蒸留所は入場予約必須のため、予約せずにショップだけ利用することは出来ないので注意です。
1位:白州蒸留所限定シングルモルト
1位は「白州蒸留所限定シングルモルト」。
白州蒸留所でしか販売していない限定の品になっており、希少価値で言えば1位の白州よりも圧倒的に高く、ネットではプレミア価格となっています。
小さめのボトルで量は300ml、蒸留所での販売価格は約1500円ほどとコスパも非常に良いウイスキー。
残念なのは、蒸留所のショップで最も人気の商品なので、売り切れてしまっていることが多い点。(私も2022年12月に訪れた際は品切れで購入できませんでした)
もし運良く見かけることができたら、最優先で購入することをおすすめします!
2位:シングルモルト白州(700ml)

時点でおすすめなのは「シングルモルト白州」。
蒸留所以外でも販売されている常販品ではあるものの、人気のあまり定価で購入するのが非常に難しい商品です。
白州蒸留所ではお一人様1本限りという制限付きではありますが、定価で購入することが可能。ハイボールとの相性も抜群なので、見つけたら優先的に購入することを推奨します。
3位:白州ミニボトル&うすづくりタンブラーセット

3位は「白州ミニボトル(180ml)&うすづくりタンブラーのセット」。価格は約3000円です。
森を彷彿とさせる薄緑のデザインでハイボールとの相性抜群。蒸留所ではタンブラー単品の販売はしていないため、タンブラーだけ欲しい方はAmazonなどで購入することをおすすめします。
4位:白州ハーフロックグラス

4位は「白州ハーフロックグラス」。
ハーフロック、ロック、ハイボール、水割りといった様々な飲み方に対応しており、使い勝手はかなり良いです。
このハーフロックグラスは、2022年12月現在Amazonでも取り扱っていないため、入手が難しい商品となっています。
欲しい方は蒸留所のショップを訪れた際に忘れずに買いましょう!
ちなみに、山崎のハーフロックグラスはAmazonで販売されています。(※蒸留所よりは割高)
5位:白州テイスティンググラス

5位は「白州テイスティンググラス」。
ウイスキーをストレート、もしくはトワイスアップで飲む方向けのお土産となります。
価格は税込で650円。
こちらのテイスティンググラスもAmazonなどで販売されていないため、欲しい方は蒸留所のショップを訪れた際に購入することをおすすめします。
ちなみに、山崎のテイスティンググラスはAmazonでも購入が可能。(※蒸留所よりは割高)
6位:白州ショットグラス

6位は「白州ショットグラス」。
こちらはウイスキーをストレートで飲む方向けのお土産となります。
ショットグラスの使用方法は、深く味わうというよりクイッと一口で飲み干すのが基本。
デザイン自体は非常にオシャレですし、価格も税込¥650円と手を出しやすい価格。
こちらのグラスもAmazonでは取り扱いされていないので、気になる方は蒸留所を訪れた際に買っておいても良いかもしれません。
山崎のショットグラスはAmazonでも販売されています。(※蒸留所よりは割高)
7位:サントリー樽ものがたりシリーズ

7位は「サントリー樽ものがたりシリーズ」。
樽ものがたりシリーズは、ウイスキーの熟成に使用して役目を終えた樽を再利用して作られたウイスキー関連のグッズになります。
種類は大きく分けて2つ。飾って楽しめるインテリア系グッズ、飲食に使えるテーブルウェア系グッズの2種類です。
テーブルウェア系グッズとしましては、マドラー、コースター、ナッツ用の木の器など幅広い商品が発売されているので、ウイスキーマニアの方はぜひチェックすることをおすすめします。
私は今回、汎用性が高そうな樽材マドラー(税込520円)を購入しました。
白州蒸留所へのアクセス
電車で訪れる際、もう少し分かりやすく説明すると下記のようになっています。

無料のシャトルバスは時期や日程によって時間が異なるので、下記の公式ページをチェックしてみてくださいね。
リンク:白州蒸留所へのアクセス
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