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能力全開バトル!キツネvs黒い弾丸 | デュエルスタンバイ!

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チベットスナギツネvsゴキブリネタ記事
ちべきつね
ちべきつね

オッス、チベギツネだ。

今日のワシはとても悲しい気持ち。

だから少しだけグチらせてほしい。

ほんとにちょっとだけだから安心してよいぞ。

先っぽだけ、先っぽだけだから。

 

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敵の襲来

ワシが夜中に巣穴でSFパニック映画を見ていた時じゃった。

隣で一緒に映画を見ていた同じ巣穴のキツネが急にこう言い出した。

「天井!!天井に黒いのいる!!」

映画の中の話かと思ったが、そのキツネが醸し出すアドレナリンたっぷりの表情を見てワシはようやく事の重大さに気づいた。

ちべきつね
ちべきつね

いる・・・!この部屋にワシら以外の生命体が!

気分を害する者がおるかもしれんから写真は貼らないでおこうと思う。

しかし、部屋の天井には確かに黒いブツがおった。

そう・・・黒い弾丸と恐れられるGがな

同じ巣穴のキツネはパニック状態。

そこでワシが殺虫剤を取りにいくことになった。

その道中、部屋でぐっすりと眠る齢50超えのカビゴンと遭遇する。

このカビゴンは今でこそぐうたらしておるが、昔はゴキブリキラーのあだ名で呼ばれたほどの実力者じゃ。

そこでワシは協力を要請することにした。

ちべきつね
ちべきつね

緊急事態じゃ、応援を頼む。

要請はしたものの、寝起きで機嫌の悪いカビゴンはすでにブチ切れ状態。

カビゴン-バーサク

そんなバーサーク状態のカビゴンを連れてなんとか戦場へと舞い戻ることに成功する。

 

戦闘開始

ワシ達が部屋に戻ると、すでにゴキブリは大移動をした後。

同じ巣穴のキツネは台所にいるゴキブリを指差しこう言った。

「潰す気でいけ。」

強気な発言とは裏腹にその声は力なく震えておった。

そして殺虫剤を構えるワシ。

発射直前、何も手伝う気が無いカビゴンが口を開く。

「1発で殺らなきゃ意味ないよ?」

それはまるで某大学のアメリカンフットボールを思い起こさせるレベルのプレッシャーじゃった。

ちべきつね
ちべきつね

試合に出させてくださいなんてワシ言ってない。

不満を覚えつつも、ワシは監督とコーチの命令にしたがって殺虫剤をぶちかまそうと心に決めた。

ちべきつね
ちべきつね

もうこれで終わってもいい。だから・・・ありったけを!!

 

プシャー!!

見事にGに命中。

ワシの覚悟に気づいたのかGは飛んで台所のポットの後ろに逃げ込んだ。

死の危険を感じなければ飛ぶことができないGが飛んだ。

これはつまり、ヤツもワシのことを相手にとって不足無しと感じたのじゃろう。

Gの本気を目の当たりにした同じ巣穴のキツネとカビゴンは失神状態。

無理もない、この戦いに参加できるのは選ばれた猛者のみなのだ。

ちべきつね
ちべきつね

こいよG、武器なんか捨ててかかってこい。

ワシは音速の速度でポットへと近づいて殺虫剤をぶちかます。

プシャー!!

すると殺虫剤の影響かガス探知機が大音量で鳴り響きだした。

それを見たカビゴンはブチ切れてこう言った。

「なんでガス探知機の近くで殺虫剤かけるの?もうこれコンセントごと抜くしかないじゃない。どうすんのよ?」

ちべきつね
ちべきつね

ワシ監督の命令に従っただけなのに・・・。

そこに追い討ちをかけるかの如く同じ巣穴のキツネがこう言った。

「いや、そこで殺虫剤かけたら警報機鳴るに決まってるじゃん。」

ちべきつね
ちべきつね

だって潰す気でいけって・・・。

ワシは怒りと悲しみを感じつつも大量の荷物をどけて警報機を止めることに成功する。

その直後、まだ生きていたGが炊飯器の裏へと逃げ込んだ。

理性を失い絶対ゴキブリ仕留めるマンと化したワシは再び殺虫剤を噴射。

プシャー!!プシャー!!

ピーッ!ピーッ!

ちべきつね
ちべきつね

あ、デジャブ。

再び怒り出したカビゴンを横目に、ワシはGを優しくティッシュに包みビニール袋へとばいばいした。

ちべきつね
ちべきつね

むろん汚した地面は洗剤でシュッシュしておいたから安心してほしい。

 

戦闘後の虚無感

ワシはGとの激しい戦いを一人でやりのけた。

皆の者が喜んでくれる、そう信じて辛い戦いを勝ち抜いたのだ。

それなのに、、それなのに激しい戦いを繰り広げたワシを待ち受けていたのは、非難の声じゃった。

ズルい、大人ってズルい。

ちべきつね
ちべきつね

この記事を見てくれている者、そうそこのお主じゃ!

大人の世界では、

iPhone修理屋

思いっきりやってみろよ。責任は上司のオレが取るからさ!

お前の責任にはならないから安心して良いよ。オレが命令した通りにやったんだから。

敵のGをつぶすなら試合に出してやる。責任は監督の俺が取る。

などと甘い言葉をかけてくるかもしれんが、ヤツらは自分の立場が危うくなったら保身のために部下など簡単に売る。注意するのじゃぞ!

ちべきつね
ちべきつね

では、さらばだ!

 

次回「スナギツネ先輩ダークサイドに堕ちる」

この記事を書いた生物
ちべきつね

チベット都内で働くトントロが嫌いな外資系OL(♂)
ヘビートントロスモーカーを絶対に許さない禁トントロ家。
主食はウサギ。

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悲しみのフランスパン

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