この記事ではスコッチウイスキーの種類(6大生産地)や味の特徴、おすすめの銘柄をランキング形式で紹介しています。
美味しいスコッチを探している人はぜひ参考にしてみてくださいね!
- スコッチウイスキーとは
- スコッチウイスキーのおすすめ銘柄20選
- 1位:グレンアラヒー12年
- 2位:グレンドロナック12年
- 3位:エドラダワー10年
- 4位:クライヌリッシュ14年
- 5位:キルケラン12年
- 6位:アランモルト10年(旧ボトル)
- 7位:バランタイン17年
- 8位:アベラワー12年 ダブルカスクマチュアード
- 9位:ロッホローモンド12年
- 10位:グレンファークラス12年
- 11位:マッカラン12年 シェリーオーク
- 12位:アランモルト10年(新ボトル)
- 13位:シーバスリーガルミズナラ12年
- 14位:ザ・グレンリベット12年
- 15位:ジョニーウォーカー ブラックラベル12年
- 16位:グレンモーレンジィ オリジナル
- 17位:タリスカー10年
- 18位:グレンフィディック18年 スモールバッチリザーブ
- 19位:オーヘントッシャン12年
- 20位:ボウモア ナンバーワン
- スコッチウイスキーおすすめの飲み方
スコッチウイスキーとは
スコッチウイスキーはイギリス北部のスコットランド地方で蒸溜、熟成されたウイスキーの総称。
世界五大ウイスキーの1つに分類されるウイスキーです。
ピート香(燻製風味)が強くクセのあるウイスキーとして有名なアイラウイスキーもこのスコッチに含まれます。
スコッチウイスキーは大麦麦芽を乾燥させるときに焚くピート(燻製風味)の香りが残っているのが特徴。全体的にまろやかで喉越しが良く、世界にあるすべてのウイスキーの原点とも呼ばれているほど歴史が深いです。
(※ピート香を残さないように作っているスコッチも存在します)
スコッチウイスキーは、ポットスチル(単式蒸留釜)で蒸留されたモルトウイスキーとカフェ式スチル(連続蒸留機)で蒸留されたグレーンウイスキーがブレンドされたブレンデッドウイスキーが生産量の9割以上を占めています。
モルトウイスキー
大麦麦芽のみを原料にして作られるウイスキー。
グレーンウイスキー
大麦麦芽以外の穀物、トウモロコシなどを原料としたウイスキー。
近年においては世界的にシングルモルトウイスキーの需要が高まっていることもあり、グレーンウイスキーを混ぜないモルトウイスキーをメインに生産する蒸留所も増えてきています。
スコッチウイスキーと認定される条件
スコッチウイスキーの製造は法律で細かく規定されており、スコッチウイスキーを名乗るためには厳しい条件を満たさないといけません。
スコッチウイスキーの種類(6大生産地)
スコッチウイスキーは大きく分けて6つの生産地に分類されています。
これから6大生産地の特徴を簡単にだけ紹介していきます。
ハイランド
スコットランド北部の大部分を占める高原エリア。
後述するスペイサイドエリアを除いたハイランド地域で作られるウイスキーをハイランドウイスキー、ハイランドモルトと呼びます。
ハイランド地域はかなり広いため、作られるウイスキーの味も本当にさまざま。
東ハイランド、西ハイランド、南ハイランド、北ハイランドに分けて特徴を紹介されることが多いですが、ここでは長くなるので説明は省かせていただきます。
強いてハイランドモルト全体の特徴をあげるなら、ピート香が薄く初心者でも飲みやすい物が多いです。(※北ハイランドだけクセが強い物も多い)
「グレンモーレンジ」、「グレンドロナック」、「オールドプルトニー」など大人気のウイスキーが多く作られているエリア。
スペイサイド
スペイサイドはハイランド地方の中心部にあるエリア。
川沿いの狭いエリアですが、50以上のウイスキー蒸留所が密集しておりウイスキーの聖地と呼ばれています。
このエリアで作られたウイスキーがスペイサイドウイスキー、スペイサイドモルトといった名称になります。
地理的にはハイランドエリア内にあるため、もともとスペイサイドモルトはハイランドウイスキーの一部として認識されていました。
しかしスペイサイドで作られる多くのウイスキーは同じ特徴を持ち、他の生産地とは違う味わいなことから近年ではハイランドと分けて扱われています。
スペイサイドモルトの特徴は、華やかな香り・風味で飲みやすい物が多いこと。味のバランスが良く、尖ったウイスキーがかなり少ないです。
スコッチの王様と呼ばれる「マッカラン」、シングルモルトウイスキーの世界売上ランキング1位の「ザ・グレンリベット」、同じく2位の「グレンフィディック」などがこのスペイサイドで作られています。
ローランド
スコットランド南部にあるエリア。
環境・地形の影響でハイランドエリアのような良質なモルトウイスキー(大麦麦芽が原料)が作りづらいこともあり、ローランドで作られている多くのウイスキーはブレンド用のグレーンウイスキー(トウモロコシなどの穀物が原料)。
数は少ないですが「オーヘントッシャン」などの有名シングルモルトウイスキーも存在します。
ローランドモルトの特徴はふんわりとした軽いまろやかな味わい。
普通のスコッチは蒸留2回が基本とされているところ、ローランドモルトは3回の蒸留をおこなっているためふんわりした穏やかな味わいになると言われています。
手間をかけて作られているウイスキー、それがローランドモルトです。
◇豆知識
ブレンデッドウイスキーは1860年にここローランドエリアで初めて誕生したと言われています。
アイラ
スコットランド南西にある島、アイラ島で作られるウイスキーをアイラウイスキー、アイラモルトと呼びます。
アイラモルトの特徴は圧倒的なクセの強さ。
アイラモルトの香りや味わいは、燻製みたいなスモーキー、薬品のようなヨード臭、海の潮っぽい香りなどと表現されることが多いです。
そのためスコッチの中で最も好き嫌いが分かれる生産地がここ。
同じアイラ島内でも北海岸で作られるウイスキーは尖りが少ない穏やかな味、南海岸で作られるウイスキーは強烈な味が多いと言われています。
アイラ島北海岸で有名なウイスキーとしては「カリラ」、南海岸で有名なウイスキーとしては「アードベッグ」、「ラフロイグ」。
北と南の中間地点にはアイラの女王と称される「ボウモア」を作っている蒸留所があります。
アイランズ
アイラ島を除くスコットランドの島々で作られるウイスキーをアイランズウイスキー、アイランズモルトと呼びます。
先ほど紹介したアイラ島も地理的にはアイランズエリアに属していますが、味の特徴が個性的すぎるため独立した存在として認識されています。
そのため、スカイ島で作られている有名ウイスキー「タリスカー」はピート香が強くアイラウイスキーとよく間違えられますが、正確にはアイランズウイスキーとなります。
アイランズモルトの特徴としては海藻・潮の風味とよく言われますが、そういった味がしないウイスキーも多いです。
さまざまな味のウイスキーがあるエリア、それがアイランズ。
アイランズの有名なウイスキーとしては「タリスカー」をはじめ「ハイランドパーク」、「アランモルト」などがあります。
キャンベルタウン
キャンベルタウンはスコットランド南西部にある人口5000人くらいの港町。
この港町で作られるウイスキーをキャンベルタウンウイスキー、キャンベルタウンモルトと呼びます。
ウイスキーが好きな人でも、キャンベルタウンウイスキーという名称を知っている人はあまり多くないかもしれません。
キャンベルタウンで現在稼働しているウイスキー蒸留所はたったの3つ。作られている銘柄も数えるほどしかありません。
もともとは狭い空間に30以上の蒸留所が密集するエリアでしたが、現在は衰退の一途をたどっています。
それでもスコッチの6大生産地にキャンベルタウンが含まれる理由は有名スコッチ「スプリングバンク」の力が大きいです。
スプリングバンクはキャンベルタウンで作られているシングルモルトウイスキーですが、モルトの香水と呼ばれイギリス内で熱狂的な人気をほこっています。
キャンベルタウンモルトの特徴は塩気と甘みが共存しているところ。ハイランドモルトとアイラモルトの中間の味わいと表現されることも多いです。
ニッカウヰスキー創業者 竹鶴政孝はここキャンベルタウンで修行したこともあり、ジャパニーズウイスキー「余市」はキャンベルモルトの味にかなり近いです。
スコッチウイスキーのおすすめ銘柄20選
味・飲みやすさ・価格・入手難易度を総合的に評価してランキングを付けています。
飲み方はストレート・ロックを想定。
味と飲みやすさに関しては個人の好みがある点をご了承ください。
1位:グレンアラヒー12年
グレンアラヒーはウイスキーの聖地スペイサイドで作られているシングルモルトウイスキー。
グレンアラヒー蒸留所は最近までブレンデッドウイスキー用の原酒生産をメインにおこなっていましたが、2017年に蒸留所の所有者が変更。新しい所有者は路線を変えてシングルモルトウイスキーの生産販売に力を注いでいます。
日本国内では知名度こそまだありませんが、シングルモルトとしてのグレンアラヒーの完成度は非常に高いです。
香りは食パンを彷彿とさせる麦の芳醇な風味、ほんのりカスタードクリーム。
味わいはメープルシロップのような蜜感、ブラウンシュガー、バニラ、ほんのり洋梨やりんご、後味にバーボン樽由来のフレッシュな風味を感じ非常に華やか。
シェリー樽で熟成された原酒も使われていますが、私の感覚としてはシェリー樽よりもバーボン樽特有のニュアンスの方を強く感じました。
人によってはシェリー樽のニュアンスをしっかり感じるようですが、どちらにせよ、ほど良い甘さとスパイスの刺激が噛み合った美味しいウイスキーであることは間違いないと思います。
ハイボールとの相性も悪くないので、様々な飲み方を楽しめるのもポイントの1つ。
2位:グレンドロナック12年
グレンドロナックはハイランドで作られているシングルモルトウイスキー。
非常に飲みやすいウイスキーのため、スコッチウイスキーの入門としてもよくおすすめされるウイスキーです。
スパイシーでピリっとしますが、レーズンやドライフルーツを想像させるフルーティーな味わいで非常に華やか。甘さ強め、ピート香も一切なしと、ウイスキー初心者でも飲みやすい一品です。
ただしシェリー樽で熟成された原酒を100%使用したウイスキーなので、ハイボールとの相性は正直微妙です。
3位:エドラダワー10年
エドラダワーはハイランドで作られているシングルモルトウイスキー。
エドラダワーを生産しているエドラダワー蒸留所は、スコットランドで最も小さなウイスキー蒸留所としても有名。
シェリー樽で熟成された原酒を使用したウイスキーですが、シェリー樽のネガティブ要素と言われるゴムっぽい風味は一切なし。甘くクリーミーな風味が特徴で万人受けするような味わいではないかと思います。
本来シェリー系のウイスキーはハイボールとの相性が微妙ですが、このエドラダワーに関しては例外的にソーダ割りでも美味しく味わうことが可能。
4位:クライヌリッシュ14年
クライヌリッシュはハイランド地域で作られているシングルモルトウイスキー。
クライヌリッシュ蒸留所で作られているモルト原酒の95%はブレンデッド用に回されてしまうため、シングルモルトとしてはかなり貴重なウイスキーです。
香り・味ともに非常に甘く、お菓子のような風味が特徴。
塩気もそこそこあるため、塩キャラメルのようなウイスキーという表現が一番近いかもしれません。
ちなみに、日本でも有名なウイスキー「ジョニーウォーカー ゴールドラベル」はこのクライヌリッシュの原酒をキーモルトにして作られています。
5位:キルケラン12年
キルケランはキャンベルタウンで生産されている希少なシングルモルトウイスキー。
キルケランを生産しているグレンガイル蒸留所は1925年に一度閉鎖、2004年にキャンベルタウン第3の蒸留所として再オープンしました。
蒸留所名は新旧で同じものになっていますが、厳密には別物の蒸留所となっており、キャンベルタウンに125年ぶりに新設されたウイスキー蒸留所として記録されています。
キルケランに使われているモルト(麦芽)は、モルトの香水と名高い「スプリングバンク」を生産するスプリングバンク蒸留所でフロアモルティングをおこなっています。
非常に美味しいウイスキーなのですが、キャンベルタウンモルトの需要が近年どんどん高まっていることもあり、日本国内ではネット価格がどんどん高騰してしまっている状態です。
香りは青リンゴや洋梨のフルーティ香、ほどよいピートに少し醤油のような塩気。
味わいは甘い蜜、海を感じるブリニーな塩気、心地よいピート、後味にブラックペッパーのスパイス感。
ピートの数値を表すフェノール値は15ppmとのことですが、体感もう少し強い気がします。
ほどよいピート感なので、アイラウイスキーは厳しいけどピート系のウイスキーを飲んでみたいという人にかなりおすすめな1本です!
6位:アランモルト10年(旧ボトル)
アランモルト10年の旧ボトル。
2019年に終売してしまいましたが、今ならまだAmazonや楽天で購入することができます。
終売の影響で少しお値段は上がっていますが非常に美味しいウイスキーなので、今のうちにぜひ味わっていただきたい一品です。
味としては新ボトルよりも酸味が薄く甘みが強くなっています。初心者でもストレートで美味しく味わえるほど飲みやすいウイスキー。
私が大好きで愛飲しているスコッチなのでもっと上位にランクインさせたかったのですが、すでに終売しているということもあり5位にさせていただきました。
今ならまだAmazonや楽天で購入することが可能です。
7位:バランタイン17年
バランタインは世界的に有名なブレンデッドウイスキー。
日本でも大人気のなので、名前は知っている人がほとんどではないかと思います。
バランタインシリーズは多くのボトルが存在しますが、味と値段を考慮すると個人的には17年がおすすめ。
香りはトーストを彷彿とさせるモルティな匂い。
味わいは蜜感のあるほどよい甘さにバニラ風味、後味に軽い苦味がありますが、全体的にクセがなく非常に飲みやすいです。
8位:アベラワー12年 ダブルカスクマチュアード
アベラワーはスペイサイドで生産されているシングルモルトウイスキー。
華やかな味わいが多いスペイサイドの中では珍しく、重みのある濃厚な口触りが特徴のウイスキーです。
香りは甘い蜜香にほんのりリンゴ、少し気になる若いアルコール香。
味わいは甘さ強め、口に含んですぐにツーンとする強烈なスパイスがありますが、次第にクリーミーなバニラが現れてまろやかさを感じます。
飲みごたえがあって個人的には嫌いじゃないですが、後味から余韻にかけて少しドライなアルコール風味があるので、人を選ぶタイプのウイスキーかもしれません。
9位:ロッホローモンド12年
ロッホローモンドはハイランドで作られているシングルモルトウイスキー。
香りはナッツやチョコレートなど親しみやすい風味がメインですが、少し若いアルコールの匂いもあり。
味わいは甘さ強めでフレッシュ、ナッツの香ばしさと強いスパイスをしっかりと感じます。後味になるにつれ軽い苦味があるため、好みは別れるウイスキーかもしれません。
10位:グレンファークラス12年
グレンファークラスはウイスキーの聖地スペイサイドで作られているシングルモルトウイスキー。
最近では希少とされるシェリー樽にこだわって作られたウイスキーです。
スペイサイドの特徴である華やかな香り・味を分かりやすく表現した一品。
シェリー感が強いゆえ、口に含んだ瞬間にタイヤのゴムのような風味を感じます。
好きな人はとことん好きな味のウイスキーですが、1位で紹介したグレンドロナックと比較するとクセが強いです。
そのためシェリー系のウイスキーを飲み慣れている人におすすめなウイスキー。
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11位:マッカラン12年 シェリーオーク
マッカランはスコッチの花形と呼ばれるスペイサイドで作られているシングルモルトウイスキー。
全世界で人気のあるマッカランは通称 “スコッチの王様” と呼ばれています。
マッカランの12年はキャラメルを彷彿させるまろやかで華やかな味わい。まるでスイーツを楽しむかのように味わうことができるウイスキーです。
値段は少し高いですが、ウイスキー初心者にも非常におすすめな一品。
12位:アランモルト10年(新ボトル)
アランモルトはアイランズのアラン島で作られているシングルモルトウイスキー。
旧ボトルは2019年に終売、日本では2020年1月から新ボトルが発売されています。
シトラス系の酸味が強く濃厚な味わいのウイスキーですが、ウイスキーを飲み慣れている人には非常におすすめな1本です。
13位:シーバスリーガルミズナラ12年
シーバスリーガルはスペイサイドで作られているブレンデッドウイスキー。
最近では日本でもテレビCMを放送しているので名前を聞いたことがある人も多いかと思います。
ちなみにシーバスのミズナラは日本限定発売品です。
オレンジやチョコレートを連想させる味わいでスイーツ感覚で飲めてしまうウイスキー。
入手難易度が低い点でもおすすめできます。
14位:ザ・グレンリベット12年
ザ・グレンリベットはスペイサイドで作られているシングルモルトウイスキー。
シングルモルトウイスキーの世界売上ランキング1位にも輝いています。
ピート香をまったく含まない華やかでフルーティー(青リンゴ・洋梨・バナナ)な味わいが特徴でスコッチウイスキーの入門としてもよくおすすめされる1品。
普通に美味しいですが、最近飲んだところ以前と味が変わったように感じました。
ザ・グレンリベット12年は2019年にボトルがリニューアル。公式からのアナウンスは見た目だけで味に変更はないとのことですが、私の感覚では味が少しドライになってしまったような気がします。
新しいグレンリベットも美味しいですが、一応参考までに!
15位:ジョニーウォーカー ブラックラベル12年
ジョニーウォーカーはスコットランドのあらゆる蒸留所の原酒をブレンドして作られているブレンデッドウイスキー。
スコッチウイスキーの売上ランキングで長年ずっと世界1位に輝いている老舗ブランドです。
中でもジョニーウォーカーのブラックラベルは “ジョニ黒” の相性で親しまれており、日本での人気もかなりのもの。
ピート香のスモーキーさがありつつもバナナを彷彿とさせるような甘いフルーティーな味わいになっています。
コスパがかなり良いので、お値段で選ぶならかなりおすすめです!
16位:グレンモーレンジィ オリジナル
グレンモーレンジィはハイランドで作られているシングルモルトウイスキー。
グレンモーレンジィシリーズは世界のあらゆるウイスキーコンクールで金賞を受賞していることから “完璧すぎるウイスキー” とも総称されています。
わたしが初めてのスコッチデビューで飲んだものグレンモーレンジィのオリジナル。
柑橘系とバニラの香り、ハチミツのようなトロッとした喉ざわりに酸味のあるアロマな味わい、後味にほんのりアルコール風味があるものの、初心者でもかなり飲みやすいスコッチウイスキーだと思います。
軽い口触りのウイスキーが好きな人とは相性が良いです。
17位:タリスカー10年
タリスカーはアイランズのスカイ島で作られているシングルモルトウイスキー。
強いピート香がすることからよくアイラウイスキーと間違えられますが、正確にはアイランズウイスキーです。
ピートの強さはアイラ島のウイスキーと比較してもかなり上位の強さ。しかし甘みもしっかりとあるため、ピート好きの人なら濃厚な味わいを楽しめます。
タリスカーのロックに粒胡椒を軽く削って飲んでも美味しいので購入した方はぜひお試しください!
18位:グレンフィディック18年 スモールバッチリザーブ
グレンフィディックはスペイサイドで作られているシングルモルトウイスキー。
現在はシングルモルトウイスキーの世界売上ランキング2位の銘柄ですが、つい最近まではザ・グレンリベットに競り勝ち1位でした。
グレンフィディック18年 スモールバッチリザーブは、グレンフィディックの中で私が個人的に一番好きな一品。
値段こそかなり高いですが、リンゴやレーズンを彷彿させる華やかな香り、甘さがありつつも酸味のあるフルーティーな味わいで非常に美味しいです。
19位:オーヘントッシャン12年
ローランドで作られている数少ない貴重なシングルモルトウイスキー。
3度の蒸留をおこなうことによって、まるで水を口に含んだかのような軽いまろやかな味わいになっています。
軽すぎて物足りないウイスキーと評価されることも多いですが、濃いウイスキーばかり飲んでいるとたまに味わいたくなる1本です。
日本ではサントリーが販売しているので入手が楽という意味でもおすすめできます。
20位:ボウモア ナンバーワン
ボウモアはアイラ島で作られているシングルモルトウイスキー。
ボウモアを作っているボウモア蒸留所は “アイラ島最古の蒸留所” と呼ばれており、非常に歴史のあるウイスキーです。
アイラウイスキー特有の強いピート香はありますが、決して一線は超えておらずバニラの香りと混ざって非常にバランス良い味わいで作られています。
アイラウイスキー初挑戦の人にもおすすめできる1品。
スコッチウイスキーおすすめの飲み方
スコッチウイスキーのおすすめの飲み方はストレートもしくはロック!
海外ではウイスキーをハイボールで飲むという文化は存在しません。
そのためスコッチを含む海外のウイスキーはストレートやロックで美味しく味わえるように作られています。
と言っても、それはあくまで作る側の意図。
ぶっちゃけ良いスコッチウイスキーはハイボールにしても美味しいです。
なんなら「ロックよりハイボールのほうが合うかも」なんて感じるスコッチにもよく遭遇したりします。
なのでロックやハイボールなどいろいろな飲み方を実際に試し、自分が好きな飲み方を見つけるのがおすすめ!
この記事が参考になりましたら幸いです。
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