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【レビュー】ブルックラディ ザ・クラシックラディ | 味の評価・おすすめの飲み方

ブルックラディ ザ・クラシックラディ-味の評価レビューウイスキー
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この記事では「ブルックラディ ザ・クラシックラディ」を実際に飲んだ評価レビューを紹介しています。味の特徴について記したテイスティングノートやおすすめの飲み方も載せているので、よろしければ参考にしてみてくださいね!

ブルックラディ ザ・クラシックラディとは

ブルックラディ ザ・クラシックラディとは
商品名ブルックラディ ザ・クラシックラディ
販売会社レミーコアントロージャパン
蒸留所ブルックラディ蒸留所
発売日(国内販売)2013年10月23日
種類シングルモルトウイスキー
内容量 / アルコール度数700ml / 50度
希望小売価格¥5,500(税込)

「ブルックラディ ザ・クラシックラディ」は100年以上の歴史を持つ、アイラ島にあるブルックラディ蒸留所が製造しているシングルモルトウイスキー。ピートが効いたスモーキーなウイスキーが特徴のアイラ島で唯一のノンピートウイスキーとして有名です。

日本ではブルックラディという名称が一般的ですが、本場スコットランドではブルイックラディという名称で親しまれています。

ブルックラディ蒸留所が販売しているウイスキーは3タイプ。

  1. ノンピートの飲みやすいウイスキー
  2. ピートが効いたスモーキーなウイスキー
  3. フェノール値を極限まで高めた超スモーキーなウイスキー

今回紹介するクラシックラディは1のノンピートなウイスキーにあたります。

◇フェノール値(ppm)とは
スモーキーさの程度を表す値。おおよそだが10ppmは低、25ppmは中、40ppm以上は強に分類される。ピートが強いことで有名なアイラウイスキーはフェノール値が40〜60ppmの銘柄が多い。

クラシックラディはウイスキーでは珍しいカラフルな水色のボトル、そして華やかなフローラル香、フルーツの甘みを感じる優しい飲み口から女性人気NO.1ウイスキーとも言われており、近年ウイスキーブームの日本において注目されているスコッチウイスキーの1つです。

クラシックラディの熟成年数・樽や原酒の種類の調べ方

画像引用:レミーコアントロージャパン公式

ブルックラディ蒸留所は、ウイスキーの原料や製法に非常にこだわりを持ち、透明性を持ってウイスキー製造をおこなっている蒸留所として有名です。

クラシックラディの製造に使われている大麦はスコットランド産の物のみ。水もアイラ島の湧き水を使用、冷却濾過や着色を一切行わずにありのままのウイスキーを製造。

そして2020年10月からは「NO HIDDEN MEASURES(隠し事など何もない)」キャンペーンを公式サイトで行っており、クラシックラディのボトルに書かれているレシピコードを入力することによって、自分が買ったクラシックラディに使われている樽の種類や数、最も若い原酒の熟成年数、大麦の種類などを調べられるようになっています。

ちなみにボトルに書かれているレシピコードとは下記画像の赤い四角部分。(○/○のとこ)

ブルックラディ-クラシックラディ-レシピコード
クラシックラディ レシピコードの場所

調べるためには外国語版の「ブルックラディ公式サイト(←外部リンク)」にアクセスしなければいけませんが、これから画像付きで手順を紹介するので、気になる方は自分の買ったボトルをチェックしてみてくださいね!

まずは上記のブルックラディ公式サイトにアクセス。

クラシックラディの樽や原酒の種類の調べ方#1

年齢確認をされるのでENTERをタップ。(年齢をスクロールするのが少し難しい場合は、デフォルトの21YEARSのままENTERでも大丈夫です)

クラシックラディの樽や原酒の種類の調べ方#2
クラシックラディの樽や原酒の種類の調べ方#3

自分のボトルに書かれているレシピコードを入力してREVEALをタップ。すると下記の画面が表示されるはずです。

クラシックラディの樽や原酒の種類の調べ方#4
ボトリングされた年
使用された樽の数
蒸留年
大麦の種類
オレンジ樽の種類

上記の画像の場合、2013年にメインランド産の大麦を原料に蒸留された、ファーストフィルのバーボン樽が30樽使われているということになります。ちなみに私のすべてのレシピコードは下記のような感じでした。

クラシックラディの樽や原酒の種類の調べ方#5
クラシックラディの樽や原酒の種類の調べ方#6
クラシックラディの樽や原酒の種類の調べ方#7

私が購入したクラシックラディに使われている樽の総数は80樽。最も若い原酒が2013年蒸留、そして2020年にボトリングされていることから、仮に年数表記をするのであれば7年熟成のボトルということになります。

私が今回購入したクラシックラディのバッチボトルでは、意外とフレンチオーク樽やフレンチオークのワイン古樽が多いことに驚きです。

◇古樽とは
一度ワインや蒸留酒の熟成に使用した樽を再利用すること。一度他のお酒を熟成させることによって木材の特徴が和らぎ、更には1度目に熟成されたお酒の風味を再利用する際に付与することが可能。

ブルックラディ ザ・クラシックラディの現在価格・入手方法

クラシックラディは日本国内でも安定流通されており、多くの店で定価購入することが可能。Amazonなどのネットショップでは日本国内の希望価格より安く購入できることも多いです。

2021年には200mlのミニボトルも新発売されたので、「気になるけどフルボトルで買うのはちょっとなぁ。」なんて人はそちらをまず購入してみるのがおすすめ!

ブルックラディ ザ・クラシックラディの評価レビュー

ブルックラディ ザ・クラシックラディ-味の評価レビュー

テイスティングノート

香り:青リンゴ、シトラス系のスッキリとした酸味、ミント、ブラウンシュガー、熟したプラム、香ばしい麦

味わい:焼き芋、レモン、芳醇な麦、ミント、アロマなスパイス

余韻:香ばしい焼き芋の風味、ピリピリとした苦味のあるスパイスがしばらく続く

評価

3.5
飲みやすさ
3.5
価格
3.5
入手難易度
4

口に含んだ瞬間はほんのりとオイリーでトロッとした感触。しかし、すぐにサラサラとした水のような口触りに。アルコール度数50度と高めなこともあってストレートだとアルコールの刺激は強め。

ファーストアタックでは甘い蜜感がありますが、すぐに苦味のあるアロマなスパイスがやってきて思いのほかドライ。甘くフルーティなウイスキーだと勝手にイメージしていましたが、ビターな苦味や強めのスパイスも持ち合わせる複雑な味わいのウイスキーという印象。

クラシックラディはノンピートのウイスキーとして有名ですが、人によってスモーキーな風味を感じるという意見もかなり多いです。私も実際に飲んでみて香ばしいスモーキーな風味はあるなと感じました。

と言っても、このスモーキーな風味はピート(泥炭)由来の物ではなく、樽の内側を焦がすチャーリングの行程で生まれる香ばしい風味ではないかと思います。

今回テイスティングしてみた総評としては、独特な風味のあるウイスキーのため初心者にはおすすめしづらいですが、悪くないウイスキーという印象です。

私自身、クラシックラディを初めて飲んだときは「ちょっと芋っぽい癖があってあまり好きじゃない」なんて思ったりしましたが、飲んでいるうちに「あれ、以外と悪くないかも」と感じるようになったのでスルメ系ウイスキーなのかもしれません。

ただ、5000円出して買うほどおすすめかと言われると正直微妙です。(あくまで私の好みと違っただけですが)

ブルックラディ ザ・クラシックラディ おすすめの飲み方

クラシックラディの最もおすすめな飲み方はハイボール。

もともとアルコール度数が高いこともありますが、シトラス系の風味をしっかりと感じるウイスキーなのでハイボールとの相性が良かったです。ハイボールにするとストレートでは分かりづらかった塩気もほんのりあるように思いました。

あくまで私個人の感想ですが、よろしければ参考にしてみてくださいね!

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