この記事では「グレンフィディック21年 グランレゼルヴァ」を実際に飲んだ評価レビューを紹介しています。
香りや味の特徴を記載したテイスティングノートも載せているので、よろしければ参考にしてみてくださいね!
グレンフィディック21年 グランレゼルヴァとは
商品名 | グレンフィディック21年 グランレゼルヴァ |
販売会社 | サントリー |
蒸留所 | グレンフィディック蒸留所 |
使用樽 | シェリー、オーク、ラム |
原材料 | モルト |
種類 | シングルモルト |
内容量/度数 | 700ml / 40度 |
希望小売価格 | ¥30,000(税抜) |
21年以上熟成されたヨーロピアンシェリー樽原酒とアメリカンオーク原酒を絶妙なバランスでヴァッティング、その後4ヶ月間カリビアンラム樽で後熟したウイスキー。
バニラやフローラルを思わせる香りとまろやかでやわらかい口当たり、長期熟成が生み出す複雑な味わいが特徴となっています。
日本で販売されているグレンフィディックシリーズの中で最も熟成年数・値段共に高いウイスキーです。(海外では50年熟成まで販売されています。)
グレンフィディック21年の特徴はやはりラム樽。
ここ最近になってスコッチウイスキー界隈で注目を浴びているラム樽ですが、グレンフィディック蒸留所では少なくとも2013年時点からすでに使用しています。
このラム樽を使用したグレンフィディック21年は、2015年に本場スコットランドで開催された『ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)』で400以上の銘柄の中から最高賞「トロフィー」を見事受賞しました。
ラムの特徴であるカラメルを焦がしたような苦味がウイスキーの味にどう影響してくるのか、これから実際に飲んで確かめていきたいと思います。
グレンフィディック21年はケースが豪華
良いお値段がすることもあり、グレンフィディック21年はケースも非常に豪華。
正面のカバーを開いた部位にはグレンフィディック21年のテイスティングノートが記載されています。
グレンフィディック公式のテイスティングノート
色:濃い黄色
香り:バニラ、フローラル、クリーム、バナナ、イチジク
味:少しのスモーキー、ゆず、ジンジャー
余韻:深みのある豊かで長い余韻・複雑な熟成感
正面のカバーは磁石になっているため、箱ごと飾りたい場合はケースの左側にペタッと貼り付けられて非常に便利。
ちなみにウイスキーを取り出すときにプラスチックのガードが硬くてかなり苦戦しました。
が、ボトルのキャップ部分を下に押し出すように取り出したらケースを傷つけず綺麗に外せたので、私と同じように苦戦している方がいたら参考にしてみてくださいね!
飲み終わったウイスキーのボトルは捨てちゃう派な私ですが、このケースは流石に空きボトルと一緒に保存しておくつもり!
(味とか調べずケースに一目惚れして衝動買いしたので)
グレンフィディック21年の現在価格
10月20日現在、グレンフィディック21年のネット価格は¥23,728(税込)。
ネットショップだと、サントリー公式の販売価格よりも¥10,000ほど安く購入することが可能です。
グレンフィディック21年以外のスコッチウイスキーにも言えることですが、日本の公式から買うよりネットショップなどの並行品を買ったほうがはるかに安かったりするんですよね。
もちろんサントリー公式ページから買ったほうが絶対的な安心感があるのは間違いないです。でも¥10,000差はさすがに大きすぎます!
グレンフィディック21年の評価レビュー
テイスティングノート
色:琥珀色
香り:バニラ、トロピカルフルーツ、ほんのりチョコレート、オリエンタルな樽香
味:ハチミツ、ドライフルーツ、アロマな香草、クリーム、軽いスパイス、後味にビターな苦味
余韻:ホットな苦味、様々な味が何層にも重なった複雑な味わい
公式のテイスティングノートからはだいぶ外れてる気がしますが、そこはご愛嬌ということでお願いします。
まずはストレートから飲んでいきます。
色は綺麗な琥珀色。
香りはバニラ、トロピカルフルーツ、チョコレートなどを彷彿とさせる甘い匂い。
ラム樽由来のものと思われる独特な樽香もほのかに香ります。
口触りはサラッとしていますがほんのりとオイリーな粘性も含まれています。
真っ先に感じる味はハチミツ、ドライフルーツの甘い味わい。続いてアロマな香草と軽い上品なスパイスと続き、最後にはラム樽由来のものと思われるビターな苦味が目立ちます。
口に入れた瞬間はかなりの甘さを感じるが、次第に苦味が強くなっていき最後は苦味が勝つといった感じ。
飲み込んだ後の余韻としては、ショウガのようなホットな苦味、様々な味が何層にも重なった複雑な風味が口に残ります。
続いてトワイスアップ。
甘い匂いのほか、ミズナラ香とはまた違う不思議でオリエンタルな香りを強く感じます。
長期熟成が生み出すエステリーがこういった香りを作り出していると思うと、ウイスキーってやっぱり奥が深いですね。
味わい的にはドライフルーツが一番目立ちます。
最後にロック。
香りはフルーティ感がメイン。
口に含んだ瞬間はサラッとしていて無味に感じますが、徐々に遅れて甘さがやってきます。そしてその甘さの先にはビターな苦味。
ストレートでは分からなかったパンを彷彿とさせるような小麦のモルティ感をほんのりと感じます。
グレンフィディック21年をいろいろな飲み方で飲んでみました。
全体的な味の特徴を簡単にまとめると、熟成を極めたドライフルーツにクリーミーさと苦味を足したウイスキーといった感じ。
悪くないウイスキーだと思いますが、値段を考えるとリピート購入することはないかな。。
なので飲み終わったボトルとケースは大切に保管しておきたいと思いますっ!
グレンフィディック21年 おすすめの飲み方
グレンフィディック21年のおすすめの飲み方はストレート。
甘さ強めで非常に飲みやすいですし、アルコール度数40度と低めなのでまずはストレートで飲んでみるのがおすすめ!
私はまずストレートでウイスキー本来の味を堪能、満足したら飲みやすいロックに切り替えました。
ロックの方が喉ざわり優しく飲めるので、食べ物と合わせるならロックの方が向いていると思います。
この記事が参考になりましたら幸いです!
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