ハイボールにおすすめのウイスキー30選

【レビュー】バスカー (BUSKER) | 緑ブレンデッドウイスキー・青シングルモルトウイスキーの味の評価・おすすめの飲み方

バスカー-味の評価-おすすめの飲み方ウイスキー

この記事では2021年に日本国内で販売されたアイリッシュウイスキー「バスカー」を実際に飲んだ評価レビューを紹介しています。

個人的なテイスティングノートやおすすめの飲み方も紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

バスカー(BUSKER)とは

バスカーとは

バスカーはアイルランドの東部地域、カーロウ州にあるロイヤルオーク蒸留所で生産されているアイリッシュウイスキー 。

ロイヤルオーク蒸留所は2016年から稼働されたばかりの新参ウイスキー蒸留所ですが、2021年には緑色のボトルが特徴的なブレンデッドウイスキーのバスカーを発売。

続く2022年には、青色のボトルが特徴的なシングルモルトのバスカーを発売しています。

上記の発売年は日本国内のもの。アイルランド国内では2020年からブレンデッドのバスカーが発売開始されています。

バスカーに使用されている原酒は、すべてロイヤルオーク蒸留所で蒸留熟成がおこなわれた物を使用。熟成に用いられている樽は下記の3種類です。

バスカーに使用されている熟成樽

・バーボン樽
・シェリー樽
・マルサラワイン樽(イタリアの酒精強化ワイン)

バスカーには上記3種類の原酒を使用していると蒸留所公式が公表していますが、シングルモルトのバスカーだけバーボン樽とシェリー樽の2種類の原酒のみを使用しているようです。

日本では販売直後から非常に完成度の高い味わいが注目され、あらゆるネットショップでおひとり様1本限りなどの購入制限がもうけられるほどの人気になりました。

バスカー緑、バスカー青の詳しい個別レビューについては後ほど紹介させていただきます。

アイルランドで唯一!ロイヤルオーク蒸留所とは

ロイヤルオーク蒸留所
ロイヤルオーク蒸留所

先ほども述べたとおり、ロイヤルオーク蒸留所は、2016年からアイルランド東部で稼働されているウイスキーの蒸留所。

そんなロイヤルオーク蒸留所ですが、アイルランド国内のウイスキー蒸留所としては唯一無二と言われる特徴を持っていることで知られています。

それは、シングルモルト、シングルグレーン、シングルポットスチルすべての生産ができる唯一の蒸留所ということです。

◇ポットスチルウイスキーとは
アイリッシュウイスキーにのみ存在するタイプのウイスキー。原料はノンピートの大麦麦芽(モルト)、穀物の他、未発芽の大麦も使用されており、芳醇な麦のクリーミーさを感じるオイリーでまろやかな風味が特徴。1つの蒸留所の原酒のみでポットスチルウイスキーが作られた場合、シングルポットスチルウイスキーとなる。

ウイスキー界において、シングル表記をするためには単一の蒸留所で作られた原酒のみで生産することが規定として定められています。

分かりやすく説明すると、1つの蒸留所で蒸留されたモルト原酒だけで作ればシングルモルトウイスキーを名乗ることが可能です。

が、そこに違う蒸留所のモルト原酒を混ぜて作った場合はシングル表記ができません。

そして、モルト原酒、ポットスチル原酒の蒸留にはポットスチルが必須。グレーン原酒の蒸留には連続式蒸留が可能なコラムスチルが必須となっています。

以上のことからシングルモルト、シングルグレーン、シングルポットスチルすべてを作るためには、1つの蒸留所内にポットスチルとコラムスチルどちらも存在しなければなりません。

どちらのスチルも相当なサイズですし、製法も異なることから多くの蒸留所は、モルト原酒とグレーン原酒の蒸留所を分けることを基本としています。

ジャパニーズウイスキーのサントリーで言うところの、山崎蒸留所(モルト原酒専用)、白州蒸留所(モルト原酒専用)、知多蒸留所(グレーン原酒専用)といった感じ。

そんな常識をくつがえし、1つの蒸留所ですべての製造を可能にしてしまったのがロイヤルオーク蒸留所。

そのため、現在販売されている緑色のバスカーはブレンデッドウイスキーとして売り出されていますが、正確にはシングルブレンデッドウイスキーということになります。

バスカー(BUSKER)ブレンデッドウイスキー 味の評価

バスカー-緑-ブレンデッドウイスキ-味の評価レビュー
バスカー緑の評価レビュー

テイスティングノート
写真はハイボールですがストレートのテイスティング評価です)

香り:トロピカルフルーツ、ローズマリーなどのハーブを彷彿とさせるスパイシーな香辛料

味わい:プラム、ぶどうとレーズンの中間のような果実感、ほんのりシナモン、まろやかで甘い味わいが口に広がる

余韻:嫌味のないフレッシュな苦味がほんのり続く

評価

4
飲みやすさ
4
コスパ(定価)
4.5
入手しやすさ(実店舗)
3

2000円くらいの低コスパウイスキーとは思えないほど完成度の高い1本。

アイリッシュ特有のトロピカルフルーツの華やかな香味、バーボン樽原酒由来のプラムの果実味やフレッシュな口触り、シェリー樽原酒とワイン樽原酒のフルーティなぶどうの味わいが絶妙にマッチングしています。

甘みが強く非常に飲みやすいウイスキーで、これという欠点が見つからないかなという印象。

強いて言うなら、後味から余韻にかけてほんのりアルコールの風味を感じるくらいでしょうか。(※開栓から時間が経過すれば無くなる可能性も全然ある)

価格的にも購入しやすいので、まだ飲んだことがないのなら、個人的にゴリ押ししたいウイスキーの1本です。

バスカー(BUSKER)シングルモルトウイスキー 味の評価

バスカー-青-シングルモルトウイスキ-味の評価レビュー
バスカー青 シングルモルトの評価レビュー

テイスティングノート

香り:トロピカルフルーツやリンゴ、華やかでほんのりスパイシーな香辛料

味わい:プラム、ぶどうとレーズンの中間のような果実感、洋ナシ、ほんのりシナモン、

余韻:フレッシュな感触、甘くビターな苦味がしばらく続く

評価

4
飲みやすさ
4
コスパ(定価)
4.5
入手しやすさ(実店舗)
1.5

公式のコメントを見たところ、シングルモルトのバスカーにはマルサラワイン樽原酒が使われていないようです。

ですが、基本的な味の構成は緑のブレンデットにかなり似ているかなという印象。

緑バスカーの特徴でもある ぶどうとレーズンの中間のような味わいは、マルサラワイン樽原酒由来のものだと思い込んでいました。しかし、こちらのシングルモルトバスカーからもその風味をしっかりと感じ取ることが出来るため、他の要因があるのかもしれません。

例を挙げるならば、シェリー原酒にバーボン樽由来のプラム、シナモンの風味が絶妙なバランスで混ざうことで生まれるシナジーといったところでしょうか。

実際に飲んでみた感想としては、シングルモルトのバスカーも非常に美味しいです。

しかし、入手難易度がかなり高いこともあり、日常飲みを考えるならば緑バスカーで良いんじゃないかと思います。

酒屋でたまたな定価で売られているのを見かけたら購入推奨です。

バスカー(BSUKER)おすすめの飲み方

バスカー-おすすめの飲み方

バスカーのおすすめの飲み方はロック、もしくはハイボール。

個人的にはストレートでも全然美味しいという評価ですが、飲みやすさを考えるならロックやハイボールの方がまろやかで良いかと思います。

ただしハイボールで飲む際には注意点が1つ。それはバスカーがシェリー原酒やワイン原酒を含んでいるウイスキーという点です。

ぶどうの風味をしっかりと感じるのがこのウイスキーの良いところ。しかし、シェリー系ハイボールの独特な味わいが苦手という人も意外と多いのも事実。

私の感覚としては、バスカーはシェリー系ハイボールの嫌なクセが全然気にならないレベルですが、抵抗のある方はロックで飲むことを推奨します。

低コスパの価格帯ではトップクラスにおすすめのウイスキーなので、気になったらぜひ一度飲んで見てくださいね。

コメント

  1. りゃまがた より:

    久しぶりのウイスキー記事投稿、嬉しいです!