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【レビュー】グレンドロナック12年 | 味の評価・おすすめの飲み方

グレンドロナック12年の評価レビュー-おすすめの飲み方ウイスキー
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この記事ではスコッチウイスキーの入門としても推奨されている「グレンドロナック12年」を実際に飲んだ評価レビューを紹介しています。

グレンドロナック12年の味や香りについて記述したテイスティングノートも載せているので、よろしければ参考にしてみてくださいね!

 

グレンドロナック12年とは

商品名グレンドロナック12年
販売会社アサヒビール
蒸留所グレンドロナック蒸留所
使用樽シェリー
原材料モルト
種類シングルモルトウイスキー
容量/アルコール度数700ml / 43度
希望小売価格¥5,770(税抜)

グレンドロナック蒸留所は1826年に創業されたスコットランドの中でも歴史ある蒸留所の1つ。シェリー樽熟成のエキスパートとして非常に評判高い蒸留所です。

グレンドロナック12年は辛口のオロロソシェリー樽で熟成されたモルト原酒、極甘口のペドロヒメネスシェリー樽で熟成されたモルト原酒をヴァッティングされて作られたシングルモルトウイスキー。

◇ヴァッティングとは
モルト原酒同士を混ぜ合わせる作業の名称。シングルモルトウイスキーは同じ蒸留所のモルト原酒のみをヴァッティングして作られる。

樽に使われている木材は、ドライフルーツや香辛料のスパイシーな香りが付与されると言われるヨーロピアンオーク。

味わいは甘くフルーティーでありながら、しっかりとキレもあるため非常に飲みやすく作られています。

スコッチウイスキーの入門としてもおすすめされることが多いウイスキーです。

 

グレンドロナック12年終売・休売の噂

ネットやSNSでささやかれているグレンドロナック12年の終売・休売の噂。

噂がたってから1年ほど経過していますが、今のところグレンドロナック公式からそう言った発表はされていません。

しかし休売に繋がる不安要素がいくつかあるのも事実です。

1つ目はグレンドロナック蒸留所が1996〜2002年まで閉鎖されていたため、近いうちに原酒不足が起きるのではないかという説。

2つ目はグレンドロナックと同じ系列のベンリアック蒸留所で作られているベンリアック12年が終売したこと。エージが高い原酒に専念して12年の生産を減らすのではないかという説。

まだ確かなことは言えませんが、グレンドロナック12年が気になる方は今のうちに飲んでおいたほうが良いのは間違いなさそうです。

 

グレンドロナック12年の現在価格

2020年10月13日現在、グレンドロナック12年のネット価格は税込で¥5,544となっています。

Amazonでは公式の希望小売価格より少しだけ安く購入することが可能です。

 

グレンドロナック12年の評価レビュー

グレンドロナック12年の評価レビュー
グレンドロナック12年の評価レビュー

香り:レーズン、チョコレート、メープルシロップ、トースト

:ブラックペッパー、ドライフルーツ、ナッツ、ほんのり接着剤

余韻:ハチミツのような甘い味わい

評価

4
飲みやすさ
4
価格
3.5
入手難易度
3.5

まずはストレートでいただいていきます。

鼻をグラスに近づけて真っ先に感じるのは、シェリー樽特有の甘いレーズン香と焼きたてのトーストのようなモルティ感。

このトーストのような香りは原料のモルト由来の物だと思われます。

匂いはかなり甘いですが、シェリー樽の風味はそこまで強くありません。

どちらかというとほのかにシェリーが香るお上品なウイスキーといったイメージ。

口に含むとハチミツのような粘性のある口触りでオイリー。

口に入れた瞬間の甘みはかなり強く、ドライフルーツやナッツなどのフルーティな味。

しかし、すぐにブラックペッパーのような強いスパイシーと喉にスッキリとしたキレのあるドライ感があるため、なかなかパワフルな味わいのウイスキー。

飲み込んだ後には、ハチミツのような甘い味が余韻としてしばらく残ります。

ロックにするとスパイシーやドライな味わいが薄くなり、フルーティで甘みが強いウイスキーになりました。ロックだと非常に飲みやすいです!

ピート(燻製)の味わいはまったくしないため、スコッチの入門として推奨される理由がよく分かりました。

初心者は飲みやすい、飲み慣れている人は完成度の高いシェリー感を楽しめる。実際に飲んでみてそんなウイスキーではないかと思いました。

わたしは久しぶりにグレンドロナック12年のボトルを購入しましたが、この味なら再度リピート購入しても良いと思える味です!

 

グレンドロナック12年 おすすめの飲み方

グレンドロナック12年のおすすめの飲み方はロック!

テイスティングをするのであればストレートを推奨します。

が、美味しく味わうなら個人的にはロックがベストではないかと思いました。

氷で冷やすことによって尖った味わいがなくなり、フルーティーなシェリー風味をより感じやすくなります。

ちなみにハイボールとの相性は微妙。

これは私個人の好みもありますが、シェリー樽で作られたウイスキーは基本的にハイボールと相性が悪い気がします。

しかし好みは人それぞれなので、ボトルを購入した方はさまざまな飲み方を試してみるのがおすすめ!

よろしければ参考にしてみてくださいね。

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