今や日本で定番のお酒として扱われているハイボール。
どのジャンルの食事にも合う、カロリーもビールより圧倒的に低く糖質もほぼゼロ。
低カロリーなこともあり、最近では若い女性たちの間でもハイボール文化が浸透しています。
この記事ではハイボールに合うおすすめウイスキーをランキング形式で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
- ハイボールのカロリー・アルコール度数はどれくらい?
- ウイスキーハイボールのタイプは大きく分けて3種類
- ハイボールに合う!炭酸割りで美味しいおすすめウイスキー30選
- 1位:カバラン ディスティラリーセレクトNo.1
- 2位:ライターズ ティアーズ
- 3位:サントリー スペシャルリザーブ
- 4位:シングルモルト余市
- 5位:グレングラント アルボラリス
- 6位:アランモルト10年
- 7位:デュワーズ カリビアンスムース
- 8位:ニッカ セッション
- 9位:サントリー 角瓶
- 10位:バスカー
- 11位:ジェムソン スタンダード
- 12位:ジョニーウォーカー ブラックラベル12年
- 13位:ブラックニッカ スペシャル
- 14位:I.W.ハーパー ゴールドメダル
- 15位:フロム・ザ・バレル
- 16位:モンキーショルダー
- 17位:富士
- 18位:白州
- 19位:スーパーニッカ
- 20位:グレンフィディック12年 (スペシャルリザーブ)
- 21位:メーカーズマーク
- 22位:グレンリベット12年
- 23位:岩井トラディション
- 24位:ホワイトホース12年
- 25位:山崎
- 26位:ブラックニッカ クリアブレンド
- 27位:響 JAPANESE HARMONY
- 28位:タリスカー10年
- 29位:シーバスリーガル ミズナラ12年
- 30位:知多
- 31位:マッカラン12年
- 32位:季(TOKI)
- 自宅で出来る美味しいハイボールの作り方
- まとめ
ハイボールのカロリー・アルコール度数はどれくらい?
ハイボールのカロリー・糖質は低い!
ハイボールは低カロリー。
だから体重を気にしてる人にもおすすめ!
そんな情報を耳にしたことがある人は多いと思います。
が、結局のところハイボールってどのくらい低カロリーなの?そんな疑問を感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
というか私が気になりました。
そこで居酒屋の店長をやっている友人に聞いてみることに。
ハイボールのカロリーはビールの約半分くらい。
ちなみにカロリーばっか注目する人が多いけど、ハイボールが良いところは糖質とプリン体がほぼゼロなとこだよ。
友人に聞くまでプリン体については盲点でした。
ビールはプリン体が多いから痛風になりやすいなんてよく聞きますけど、ハイボールならOKということになりますね。
ハイボールのアルコール度数はどのくらい?
ウイスキーってアルコールがすごく高いイメージ。
ハイボールにしてもすごい度数なんじゃない?
そんな不安を感じている人もいるかと思います。
大手の居酒屋で出されるハイボールの場合は専用の道具(1回で出る量が決まっている)を使っていることがほとんど。
そのため割合は以下のようになっています。
氷や炭酸水の量は店によって当然ズレはあります。しかし、ウイスキーの量は1杯30ml固定が基本の割合。
もともとウイスキーのシングルが30mということもありますが、居酒屋の多くは1回30m出る専用の道具を使っていることが多いためです。
残りのコップ余り枠を氷と炭酸水で埋めると考えた場合、ハイボール1杯(350mlグラス)のアルコール度数を計算すると、居酒屋ハイボールのアルコール度数は約7〜9%となります。
ちなみにサントリーやニッカのメーカー専用グラスを使っている店ならば、氷をコップぎりぎり、ウイスキー30ml、炭酸水90mlの割合で作るのがテンプレ。
続いて自宅でハイボールを作る場合、一般的に推奨されているハイボールの割合は以下。
当然好みにもよりますが、ウイスキー1に対して炭酸水3〜4の割合が定番です。
使用するウイスキーのアルコール度数によるものの、40〜43度くらいのものが多いことを踏まえて計算すると、自宅で作るハイボールのアルコール度数は約8〜10%となります。
1杯でアルコール10度と聞くとビールの2倍もアルコールが強いと思いますよね。しかし、ハイボールの良いところは悪酔いしないアルコールだということです。
アルコールが高い=酔ったり頭が痛くなりやすい。なんて思われがちですが、悪酔いはお酒に含まれる不純物が原因だと言われています。
その点、蒸留酒のウイスキーは蒸留の過程で不純物がほぼすべて取り除かれています。
私自身の経験としてもワインや日本酒を飲みすぎると後日、二日酔いがひどいことが多いです。しかし、ウイスキーは飲みすぎてもそこまでひどい酔い方はしません。
そういった意味でも、やはりウイスキーで作るハイボールは最強です!
ウイスキーハイボールのタイプは大きく分けて3種類
ウイスキーハイボールと言ってもタイプはさまざま。
味の特徴を考慮して一般的には3種類に分けられることが多いです。
- 甘いハイボール
- スッキリとしたハイボール
- スモーキーなハイボール
ビールで言うならプレミアムモルツは甘みが強いビール、アサヒスーパードライはキレのあるスッキリとした味わいのビール。そんな感じで違いがあると思っていただければ大丈夫です。
なので、どのウイスキーでハイボールを作れば良いか分からないという方は、とりあえず上記3種類の中から好みのタイプを選ぶところから始めると相性の良いボトルを見つけやすいかと思います。
これから3タイプのハイボールの解説、おすすめの銘柄について簡単に紹介していきます。
王道で大人気!甘いハイボール
多くの方に好まれるのが、甘みの強いハイボールです。
正確には甘いハイボールと言うと、果実を感じるフルーティな風味、ハチミツやバニラを感じるスイーツな風味など更に細かく振り分けられますが、とりあえず王道のフルーティ系ハイボールを飲んでみるのが正解だと個人的に思っています。
私がおすすめの甘いハイボールを作れるウイスキーとしては、近年世界中で地名度を上げている台湾の「KAVARAN(カバラン)」。
トロピカルフルーツの風味を持つカバランで作られるハイボールは、南国系の暖かい甘みを持っており非常に絶品。
4000円ちょいするためハイボール用ウイスキーとしては高いですが、それに見合うだけの味だと思っています。(ちなみにストレートやロックで飲んでもかなり美味しいです)
もう少し価格を落とすのであれば、まろやかでフルーティな「ライターズ ティアーズ」、バナナの甘みを感じる「ジョニーウォーカーブラック12年」などもおすすめです。(※ジョニーウォーカーブラックはほんのりスモーキーな味わいもあります)
夏にピッタリ!スッキリ系ハイボール
甘みよりもキレのある飲みごたえが欲しい、そんな方はスッキリ系ハイボールがおすすめです。
スッキリとしたウイスキーは基本ハイボール用として生産されていることが多いため、コスパが良いのもスッキリ系ハイボールのメリット。爽快感があるので夏の暑い時期との相性も抜群です!
私がおすすめするスッキリ系ハイボールを作れるウイスキーとしては「サントリー スペシャルリザーブ」。
サントリーが販売する白州のようなモルトの甘み、そこにスッキリかつビターな風味が混ざり合い、ハイボールとの相性が非常に抜群です。
そしてもう1本、スッキリ系ハイボールを作る際におすすめなのが「ブラックニッカ スペシャル」。
ブラックニッカシリーズの中ではそこまで知名度がない銘柄ですが、ブラウンシュガーのほんのりとした大人の甘みとビターな苦味、喉にくるスッキリとしたアルコールの爽快感が見事にマッチして美味。
1000円代前半という低コスパなので、気兼ねなく飲める点もメリットの1つです。
人は選ぶ!スモーキーなハイボール
3タイプの中で最も特徴的なのがスモーキーなハイボール。
簡単に説明すると、ピート(泥炭)を含んだ煙臭いウイスキーで作ったハイボールのことです。
ウイスキー愛飲家でも好みが分かれるのがスモーキー系ハイボール。
しかし、好きな人はとことん好きな味のため、一度ピートの効いたハイボールを知ってしまったら、普通のハイボールじゃ物足りなくてもう戻れない、なんて人も存在するくらいです。
スモーキー系ハイボールは燻製系、消毒液系など、味の特徴に応じていくつかのタイプに細分化されていますが、初めてスモーキーなハイボールを飲むなら王道の燻製系ウイスキーを推奨します。
スモーキー系ハイボールを作る際に私がおすすめする銘柄としては「余市」。
日本が誇るジャパニーズウイスキーの大御所ニッカウヰスキーが生産している有名銘柄で、日本人でも美味しく飲めるほどよいピート感が特徴です。
甘さ強めで、りんごや洋梨に似たフルーティな味わいもあるため、スモーキーなハイボールに初挑戦する人に非常におすすめの1本となっています。
その他、スコッチの本格的なスモーキーハイボールを飲みたいのであれば、個人的に「タリスカー10年」なんかもおすすめ。
燻製系のピートは強いですが、他のスモーキーなウイスキーよりも比較的クセが少なく飲みやすいです。
ハイボールに合う!炭酸割りで美味しいおすすめウイスキー30選
ランキングは味・飲みやすさ・コスパ・入手しやすさを総評して付けています。
味と飲みやすさはハイボールにした際の評価です。
個人の好みが含まれますがお許しください。
1位:カバラン ディスティラリーセレクトNo.1
「カバラン」は世界的に有名な台湾のウイスキー。
香り・味わいともに、トロピカルフルーツの甘くフルーティーな風味、キャラメルのような優しくスムースな感触が特徴。
今回紹介しているディスティラリーセレクトNo.1は、カバランシリーズの中で最もコスパが良く、いわばエントリーモデルと言える1本。しかし、その完成度は非常に高く、同じ価格帯のスコッチやジャパニーズウイスキーにも一切引けを取りません。
ストレートでもハイボールでも美味しく味わえるため、私自身も家に常設で置いておくほど気に入っているウイスキーの1本です。
実店舗の酒屋で扱っている店は少ないですが、Amazonなどのネットで簡単に購入することが可能となっています。
(※2021年に新発売された「カバラン ディスティラリーセレクトNo.2」と見た目がそっくりなので、間違いないように注意してください!)
2位:ライターズ ティアーズ
「ライターズ ティアーズ」はアイルランドのウォルシュ・ウイスキー蒸留所で作られているブレンデッドウイスキー。
アイリッシュウイスキー(アイルランドで作られるウイスキー)は世界五大ウイスキーの1つに含まれ、口触りがスムースでフルーティな甘い味わいが特徴です。
このライターズティアーズは、シングルモルトとシングルポットスチルウイスキーをブレンドして作られた非常に珍しい銘柄となっています。
柑橘系のフレッシュな酸味と香味、すりつぶしたりんごや洋梨の甘くフルーティな味わいが特徴で、ハイボールとの相性が非常に抜群。
コスパも悪くないため、まだ飲んだことない人にはぜひ味わってみてほしい1本です。
3位:サントリー スペシャルリザーブ
「スペシャルリザーブ」はサントリーが販売するブレンデッドウイスキー。
同じくサントリーが販売するオールド、ローヤルと並び、ブレンデッド御三家の1本として知られています。
スペシャルリザーブは、白州蒸留所のアメリカンホワイトオーク樽で熟成されたモルト原酒がキーモルトになっており、バニラの甘く華やかな香味とスッキリかつビターな味わいが特徴。
低コスパとは思えない濃厚な飲み口で、ハイボールとの相性も非常に抜群。
ハイボール用の常飲酒として何を買うか悩んだ際は、とりあえずこのリザーブを買っておけば無難です。
4位:シングルモルト余市
「余市」はニッカウヰスキーが生産販売しているシングルモルトウイスキー。
ニッカを代表する銘柄として、1989年の発売開始以降、多くのウイスキー愛好家に親しまれている1本です。
2015年までは長期熟成の余市10年、12年、15年、20年と幅広いラインナップで販売されていましたが、現在は原酒不足の影響でノンエイジボトル以外は終売してしまいました。
しかし、ノンエイジでも味わいの完成度は高く、特にハイボールとの相性は抜群です。
香りはオークを感じる樽の熟成香、ナシ状果系のフルーツの優しい甘み、そこにほどよいスモーキーな香味が混ざります。
味わいは芳醇な麦を感じるモルトの甘み、りんごなどのフルーツ。後味から余韻にかけて心地よいスモーキーな風味。
泥炭(ピート)のスモーキーな味わいがある銘柄なので、「クセのあるウイスキーは嫌い!」という方は避けたほうが無難です。
しかし、ピート系ウイスキーとしてはひかえめなレベルなので、スモーキーなウイスキーに初めて挑戦する人には特におすすめの1本。
5位:グレングラント アルボラリス
「グレングラント アルボラリス」は、スコットランドのグレングラント蒸留所で生産されているシングルモルトウイスキー。バーボン樽とシェリー樽で熟成された原酒をヴァッティングして作られています。
香りは華やかでフルーティ。味わいはクリーミーで芳醇な麦(モルト)、完熟した洋梨、ほんのりシトラス系のフレッシュな酸味が混ざり合うまろやかな飲み口。
2021年の5月に発売されたばかりの新しい商品ですが、2,000円代の高コスパウイスキーとは思えないほどしっかりとした味わいです。
スコッチウイスキー界でここまで完成度の高いシングルモルトを2,000円代で販売しているのは、グレングラント蒸留所ぐらいではないでしょうか。
ハイボールとの相性も良いので、まだ飲んだことのない人は一度購入してみることをおすすめします。
6位:アランモルト10年
「アランモルト10年」はスコットランドのロックランザ蒸留所(旧名アラン蒸留所)で生産されているシングルモルトウイスキー。バーボン樽で熟成された原酒をキーモルトにし、シェリー樽原酒とヴァッティングして作られています。
香りは蜂蜜、シトラス、ほのかにヘーゼルナッツやチョコレート。味わいはナッツ、青リンゴ、シトラス系の酸味、シナモン。
2019年にボトルデザイン・味わいともにリニューアルされており、以前より甘さはひかえめに。変わりにシトラス系の酸味をしっかりと感じるスッキリとした味わいになりました。
ロックランザ蒸留所の稼働開始は1995年。スコッチウイスキー界ではかなり新興の蒸留所ですが、看板商品のアランモルトは近年日本を含め、世界中で非常に人気が高い銘柄となっています。
しかし、もともと蒸留所での生産数も少なかったこともあり、2022年の現在は多くのラインナップが日本になかなか入ってこない状態です。
今のところアランモルト10年はネットショップで入手が容易ですが、今後いつ品薄になるか不明なので、気になる方はお早めに飲んでみることをおすすめします。
7位:デュワーズ カリビアンスムース
「デュワーズ カリビアンスムース」は2020年に新発売されたブレンデッドウイスキー。
熟成年数8年以上のモルト原酒とグレーン原酒をブレンド、その後にラム樽で6ヶ月の間再熟成されて作られています。
香りはブラウンシュガーの甘い香味とほんのり苦味、フレッシュかつウッディな樽香。味わいは特定が難しい複雑なフルーツ、バニラ、微かにカラメル、樹木を彷彿とさせるウッディかつスパイシーな苦味が特徴。
このカリビアンスムースがAmazonで先行販売された際には人気のあまり在庫が足りなくなりすぐに販売休止、2021年の5月から一般販売が開始され、ようやく供給が間に合ってきている状態です。
いつまで販売されているか分からないボトルなので、気になる方は早めに購入することをおすすめします!
8位:ニッカ セッション
「セッション」はニッカウヰスキーが2020年に発売した新ブランドのウイスキー。
ジャパニーズウイスキーの「宮城峡」と「余市」のモルト原酒、スコッチウイスキーの「ベン・ネヴィス」などのモルト原酒をブレンドして作られたブレンデッドモルトです。
甘さ強めでフレッシュな洋梨の風味、ほんのりとしたスモーキーさと軽い苦味が混ざり合うハイボールと非常に相性の良いウイスキー。
発売開始からまだ日が浅いため、実店舗の酒屋ではまだ扱っていないところも多いです。
が、ネットでは供給が安定してきており、簡単に購入することが可能となっています。
9位:サントリー 角瓶
「角瓶」はハイボールの代名詞にもなっているサントリーのブレンデッドウイスキー。
角瓶で作られるハイボールは通称 “角ハイ” と呼ばれ親しまれており、ハイボールを扱っている居酒屋には高確率で置いてあります。
コスパが非常に良いウイスキーですが、ハイボールにすれば味は美味しいしクセもまったくなし。非常に飲みやすいです!
そして、クセがないので色々な食べ物と合わせやすい点も便利。
ストレートやロックで飲む用のウイスキーではないけど、ハイボールでなら美味しい。それが角瓶です。
無難な美味しさ、低価格で入手難易度も低い点を考えて9位にさせていただきました。
10位:バスカー
「バスカー」はアイルランドのロイヤルオーク蒸留所で生産されているブレンデッドウイスキー。
バスカーを構成する原酒の熟成にはバーボン樽、シェリー樽の他、マルサラワイン樽という珍しいものが使用されています。
香りはアイリッシュウイスキー特有のトロピカルフルーツに、ローズマリーなどを彷彿とさせるハーブのスパイシーな香味。
味わいはフルーティ、果物のぶどうとレーズンの中間のようなニュアンスがメイン。口触りはなめらかで優しく、アルコール46%とは思えないほど、嫌なアルコール感がありません。
コスパもかなり良いので、個人的にハイボール用常飲酒として非常におすすめの1本です。ただ、日本では2021年の10月に発売されたばかりということもあり、実店舗で置いている店はまだかなり少ない印象。
Amazonなどのネットショップでは取り扱っていますが、入荷量が少ないのか一時的に在庫切れになっている場合も多いです。気になる方は定期的にチェックしてみてくださいね。
11位:ジェムソン スタンダード
「ジェムソン」はアイルランドのミドルトン蒸留所で生産されているブレンデッドウイスキー。最も有名なアイリッシュウイスキーとして知られ、世界中の多くの国で販売されています。
今回紹介しているスタンダードは、ジェムソンシリーズで最もコスパの良い、入門モデルに該当する1本。
バーボン樽、シェリー樽で7年以上熟成された原酒のみがブレンドされており、なめらかでスムースな口触りが特徴。
香りはグレーン原酒由来のクリーミーな風味が主体、そこに青リンゴや洋梨を彷彿とさせるナシ状果系フルーツの甘い香味が混ざります。
味わいはバニラ、クリーミーな麦など穀物の風味が強く、そこにほんのりドライフルーツの風味。
低コスパでハイボールとの相性も良く、常飲酒としておすすめの1本です。
12位:ジョニーウォーカー ブラックラベル12年
「ジョニーウォーカー」はスコットランドで生産されているブレンデッドウイスキー。世界で最も有名なブレンデッドウイスキーとして知られています。
中でもブラックラベル12年は”ジョニ黒“の相性で多くの日本人から親しまれており、居酒屋など飲食店のメニューで見かけることも多いです。
ほんのりスモーキーな風味はあるものの、バナナのような甘くフルーティーな味わいでウイスキー初心者の人でも非常に飲みやすい味わいになっています。
低コスパで手が出しやすいので、ほんのりスモーキーなハイボールを飲みたくなった際におすすめです。
(※見た目が似ているボトルに「ジョニーウォーカー ダブルブラック」がありますが、そちらはかなりスモーキーなので注意!)
13位:ブラックニッカ スペシャル
「ブラックニッカ スペシャル」はニッカウヰスキーが販売するブレンデッドウイスキー。
コスパが良く大人気のブラックニッカシリーズの1種です。
ブラウンシュガーのような優しい甘さ、心地よいコクのある風味が非常に美味。
1,000円代前半の価格でコスパも良く、家に常飲用ウイスキーとして置いておきたい1本です。
14位:I.W.ハーパー ゴールドメダル
「I.W.ハーパー ゴールドメダル」はアメリカのケンタッキー州で生産されているバーボンウイスキー。
ボトルの表記はモルト・グレーンとなっていますが、原料の割合はトウモロコシを原材料にしたグレーン原酒が85%以上と大半の割合を占めています。
味わいはバーボン特有の甘い接着剤、シナモンなどのホットなスパイスが混ざり合う風味。バーボンウイスキーはどの銘柄も独特の風味を持っているため、正直好みは分かれる味わいです。
I.W.ハーパーはバーボンの中では癖が比較的少なく、コスパも非常に良いので、バーボンハイボールに初挑戦する人におすすめの1本。
15位:フロム・ザ・バレル
「フロム・ザ・バレル」はニッカウヰスキーが生産販売している大人気のブレンデッドウイスキー。
香りは蜂蜜、バニラ、アロマで芳醇な麦、スッキリとしたアルコール香。味わいは蜂蜜、塩キャラメル、ほんのり嫌味のないまろやかなピートが特徴。
アルコール51.4%と非常に高度数ですが、甘くまろやかな風味で非常に飲みやすく、ハイボールとの相性も良いです。
希望小売価格的には非常にコスパが良いウイスキー。しかし、ネットでは人気のあまりプレ値が付いていることも多く、定価で見つけた際にはぜひとも購入して味わっていただきたい1本です。
16位:モンキーショルダー
「モンキーショルダー」はスコットランドで生産されているブレンデッド・モルトウイスキー。
販売元は、グレンフィディックで有名なウィリアム・グラント&サンズ社。
ウィリアム・グラント&サンズ社が所有する「グレンフィディック蒸留所」、「バルヴェニー蒸留所」、「キニンヴィ蒸留所」3蒸留所のモルト原酒のみをヴァッティングして作られた、トリプルブレンデッド・モルトとなっています。
香りはクリーミーで芳醇な麦、バナナ、オーク樽の熟成香。
味わいはモルトの甘い風味が主体。そこにバナナ、りんごや洋梨などのフルーティな風味が混ざり合います。
華やかな風味が特徴と言われる、スペイサイド地方のモルト原酒のみで作られたウイスキーなので、スコッチウイスキーを飲み慣れていない人でも比較的飲みやすい1本です。
もともとコスパの良いウイスキーではありますが、Amazonのお気に入り商品なのか、Amazonでセールが開催される際には、決まってお得な値段で販売されています。
セールにはよるものの、300〜400円ほど値引きされることが多いので、まだ飲んだことがない人はぜひそのタイミングで購入してみてくださいね。
17位:富士
18位:白州
「白州」はサントリーが生産販売している大人気のシングルモルトウイスキー。
白州で作るハイボールは通称 “森のハイボール” と呼ばれています。
森のハイボールの由来は、りんごや洋梨のフルーティな味わい、柑橘系の酸味、そこに森林のように心地よいスッキリとした風味がすることから。
ハイボールとの相性が抜群で非常に美味しいのですが、人気のあまり入手難易度が高く、定価購入が厳しいという残念な問題を抱えています。
※サントリーが販売してる山崎・響よりは比較的入手しやすいです(地域にもよります)
19位:スーパーニッカ
「スーパーニッカ」はニッカウヰスキーが生産販売しているブレンデッドウイスキー。
甘く心地よいビターな風味、ほんのりピートを感じるフレーバーでハイボールとの相性も抜群。
500mlボトル、700mlボトルの2サイズを販売している点も非常に便利です。
20位:グレンフィディック12年 (スペシャルリザーブ)
「グレンフィディック12年」は、スコットランドのグレンフィディック蒸留所で生産されているシングルモルトウイスキー。
1963年に発売された世界初のシングルモルトウイスキーとして有名な銘柄で、毎年、世界で最も売れたシングルモルトウイスキーランキングの1〜2位と大人気。
日本での販売権はサントリーが持っており、スーパーを含むあらゆる実店舗でも販売されています。
ネットショップでは “スペシャルリザーブ” 表記が付いたもの、そうではないものがありますが、どちらも味わいに違いはありません。
名称が違う理由は販売元。サントリーが販売している国内正規品は「グレンフィディック12年 スペシャルリザーブ」。輸入酒屋が販売している並行品は「グレンフィディック12年」となっています。(並行品のほうが正直かなり安いのでおすすめ)
香りは、華やかな麦、洋梨、ほんのり柑橘系の酸味。
味わいは、クリーミーなモルトの芳醇な甘み、りんごや洋梨を彷彿とさせるナシ状果系フルーツの華やかな風味。
スコッチウイスキーの入門ボトルとしても非常にオススメの1本です。
21位:メーカーズマーク
メーカーズマークはテレビCMでも有名なバーボンウイスキー(アメリカンウイスキー)。
バーボンの材料にはトウモロコシが多く含まれているので、その他のウイスキーとは違う独特な味がします。
ですが、一般的にバーボンは初心者でも飲みやすいと言われています。ちなみに私はバーボン大好き。
バーボンの味を伝えるのは難しいですが、私の中ではバーボン特有の風味=バニラと接着剤を混ぜたような風味だと認識しています。
メーカーズマークをハイボールにすると、バニラ風味の甘い味わいに炭酸水のスッキリとした感じが合わさって非常に飲みやすい味わい。
味については好みが分かれますが、入手しやすくコスパも悪くないウイスキーです。
22位:グレンリベット12年
23位:岩井トラディション
24位:ホワイトホース12年
ホワイトホースはクセのあるアイラウイスキー原酒をキーモルトにしたブレンデッドウイスキー。
キーモルトには「ラガブーリン」というアイラウイスキーの原酒が使用されており、ほんのり消毒液のようなヨード臭を感じます。(そこまで強い風味ではないですが)
クセはあるものの、ウイスキーを飲み慣れている人の間ではコスパの割に美味しいと評価が高いウイスキーです。
25位:山崎
山崎はサントリーを代表する大人気のシングルモルトウイスキー。
ウイスキーに詳しくない人でも、山崎という名前は知っている人がほとんどだと思います。
それだけ知名度の高い山崎ですが、味に関しても文句なしの一級品。
ストレート、ロック、ハイボールどの飲み方でも美味しい、まさに万能のウイスキー。
味に関しては文句なしの山崎。しかし入手難易度が非常に高く、定価での購入が厳しいという問題点があります。
26位:ブラックニッカ クリアブレンド
※アルコール37%なので分類はリキュールです
ブラックニッカ クリアブレンドは、日本でも人気の高いニッカが販売しているブレンデッドウイスキー(分類はリキュール)。
ニッカが販売しているウイスキーはピート(泥炭)が強くスモーキーなものが多いのですが、このブラックニッカはあえてピート香がしない大麦麦芽を使うことでまろやかな飲みやすい味に仕上がっています。
そしてアルコールが37度と普通のウイスキーよりも低いので、お酒にあまり強くない人にもおすすめできる商品です。
低価格でコスパが良い点もグッド。
27位:響 JAPANESE HARMONY
響 JAPANESE HARMONYはサントリーが販売している大人気のブレンデッドウイスキー。
山崎や白州が1つの蒸留所の原酒だけで作られているシングルモルトウイスキーに対し、響は3つの蒸留所の原酒を混ぜて作られているブレンデッドウイスキーです。
山崎や白州よりも甘さが強く飲みやすいように作られており、ハイボールにしてもしっかりとした甘さを感じます。
そして響はボトルがめちゃくちゃオシャレなのも特徴の1つ。捨てるのがもったいなく感じてしまうほどのヴィジュアルです。
味は非常に美味しいですが、フルボトル(700ml)しかラインナップがなく、人気のあまり定価での入手難易度が非常に高い点が残念でなりません。
28位:タリスカー10年
タリスカーはスモーキーな香りが特徴とされる、スコッチウイスキーのアイラ系に属するシングルモルトウイスキー。
豆知識
アイラ島で作られたウイスキーのみをアイラウイスキーと呼ぶため、アイラ島よりも北にあるスカイ島で作られたタリスカーはアイラ系となります。
アイラ系の中ではスモーキーな風味が薄いので、初めてアイラに挑戦する人におすすめしたいウイスキーです。
ちなみに、タリスカーをハイボールにして最後にブラックペッパーをちょちょっとかけて飲むと絶品です!
個人的には好みの味わいですが、スモーキーな風味が強く、味の好みが別れる点は注意。
29位:シーバスリーガル ミズナラ12年
シーバスリーガル ミズナラ12年は、日本人が飲みやすいように作られたスコットランドのブレンデッドウイスキー。
最近ではテレビCMも放送されているので、知名度はそこそこ高いのではないかと思います。
フルーティーな香りで甘さもしっかりとあるので、ロックでもハイボールでも美味しく飲めるウイスキーです。
気分によって飲み方を変えたいと考えている人と相性の良いウイスキーだと思います。
入手難易度が低く、ハイボール以外の飲み方も楽しめることができる1本です。
30位:知多
知多はサントリーが販売しているハイボール向けのグレーンウイスキー。
サントリーのウイスキーは入手困難なものが多い中、知多はスーパーなどにも置いているレベルで入手しやすいです。
知多は愛知の蒸留所で作られているれっきとしたジャパニーズウイスキーですが、原料にトウモロコシを使っていることもあって味はバーボンに近いかなと私は個人的に思っています。
そのためハイボールにしてもバーボン特有のバニラ風味の香りが強いです。
味の好みが別れる銘柄なので、グレーンウイスキーやバーボンを飲んだことない人は注意。
31位:マッカラン12年
マッカランは “スコッチの王様” と呼ばれるスコッチウイスキーを代表するシングルモルトウイスキー。
マッカランは初心者でも飲みやすいとよくおすすめされていますが、どちらかというとウイスキーを飲み慣れている人が美味しいと感じるウイスキーじゃないかと個人的に思っています。
そしてストレートやロックが非常に美味しいので、ハイボールにしてしまうのは少し勿体無い気も。というよりハイボールとの相性が特別に良いわけではないので、あえて選択する必要はないです。
コスパもかなり高いので個人的にはあまりおすすめしませんが、人気銘柄ということで一応紹介させていただきました。
32位:季(TOKI)
季(TOKI)はサントリーがアメリカとカナダ限定で販売しているハイボール向けブレンデッドウイスキー。
白州12年、山崎、知多を混ぜて作られた非常に豪華なウイスキーです。
海外の人にハイボールを普及させるためにサントリーが作ったウイスキーとのことですが、日本人が飲んでも当然美味しいです。
季は日本では公式販売されていません。が、Amazonなどのネットショッピングで購入することが可能となっています。
豪華な原酒を使っているわりに価格はそこまで高くないので、気になる方はぜひ1度飲んでみてくださいね!
日本で公式販売されていないことを考慮して、今回は32位にさせていただきました。
自宅で出来る美味しいハイボールの作り方
せっかく良いウイスキーを買ったなら、やはりなるべく美味しくハイボールを作りたいですよね!
自宅で出来る美味しいハイボールの作り方を紹介しているので、よろしければ参考にしてみてください。
炭酸水とコップを冷やす
ハイボールの冷んやりとしたスッキリ感を最大に味わうのなら、事前に炭酸水とコップをキンキンに冷やしておくことをおすすめします。
炭酸水とコップを冷やしておくことで、氷が溶けにくくなって飲んでる最中に薄まらない点もメリットの1つです。
もしコップを冷やすのを忘れた場合、コップに氷を入れてマドラーでかき混ぜることでコップを急速に冷やすことが可能です。
忘れた場合はぜひお試しくださいね!
炭酸水を入れるとき氷に当てない
炭酸は衝撃が加わるとガスが抜けやすくなる性質を持っています。
そのため炭酸水を注ぐとき、氷に当たると炭酸が弱まってしまうので注意です。
まったく当てないことは厳しいですが、コップと氷の隙間に注ぎ込むように入れることで美味しいハイボールを作ることができます。
マドラーでかき混ぜすぎない
炭酸水を入れた後、マドラーでかき混ぜすぎるのも炭酸が弱まってしまうのでNGです。
そもそもの話ですが、アルコールの比重は軽いので炭酸を注いだ時点でハイボールはすでにほぼかき混ざった状態です。
なのでマドラーをコップの下まで入れてそのまま上に抜くだけでOK!
お好みでレモンを追加
好みにもよりますが、生のレモンを絞ることでハイボールをより美味しく味わうことができます。
絞った後にレモンの皮をコップの中に入れるのなら、防かび剤が付いていない国産のレモンをチョイスすることをおすすめします。
防かび剤は外国産のレモンにのみ使われている薬剤なので、国産のレモンには含まれていません。
まとめ
ハイボールはどんな食事にでも合わせやすい便利なお酒です。
ウイスキーをストレート・ロックで飲むのには抵抗がある人も、ハイボールであれば気楽に飲むことが出来るのではないでしょうか。
この記事が参考になれば幸いです!
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