この記事ではニッカウヰスキーが販売するウイスキー「カフェグレーン」を実際に飲んだ評価レビューを紹介しています。
味の特徴について書いたテイスティングノートも載せているので、よろしければ参考にしてみてくださいね!
ニッカ カフェグレーンとは
![ニッカカフェグレーンとは](https://frenchbread-sorrow.com/wp-content/uploads/2021/01/72F40C8F-9A55-4F7E-842C-59CCC7632F7F-800x800-1-800x800.jpeg)
商品名 | カフェグレーン |
製造会社 | ニッカウヰスキー |
蒸留所 | 宮城峡蒸留所 |
発売日 | 2013年6月 |
種類 | シングルグレーンウイスキー |
容量 / アルコール度数 | 700ml / 45度 |
希望小売価格 | ¥6,000(税抜) |
カフェグレーンはジャパニーズウイスキーの大手ニッカが販売しているシングルグレーンウイスキー。
カフェ式連続式蒸溜機(カフェスチル)で製造されたグレーンウイスキーなので、カフェグレーンという名称が付けられています。
![](https://frenchbread-sorrow.com/wp-content/uploads/2021/01/B08D0CC7-B032-4225-811F-B94C013232A2-800x800-1-800x800.jpeg)
カフェ式連続蒸留機は生産コストが悪く手間がかかることもあり、現在となっては使用している蒸留所は世界でもごく僅か。
しかし多くの蒸留所が利用している連続式蒸溜機(パテントスチル)よりも、原材料の風味を強く抽出できると言われています。
そういったこだわりの製造方法が功を奏し、カフェグレーンは2013年に開催された世界的なウイスキーの品評会として有名なインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)にて金賞を受賞しています。
生産量よりも質重視で作られた上質なグレーンウイスキー、それがカフェグレーンです。
カフェグレーンは休売している?
ニッカカフェグレーンは2019年2月に一度休売。
しかし同年11月にはすでに販売を再開しています。
生産本数が少なく関東圏ではあまり見かけないですが、生産している蒸留所がある宮城ではコンビニや薬局で売られていることもあるようです。
カフェグレーンとカフェモルトの違い
![カフェグレーンとカフェモルトの違い](https://frenchbread-sorrow.com/wp-content/uploads/2021/01/916C4F66-4748-4426-A373-6153A825DF02-800x800-1-800x800.jpeg)
カフェグレーンとカフェモルトの違いは原材料です。
カフェグレーンは大麦麦芽以外の穀物を原材料にしたグレーンウイスキー。
カフェモルトは大麦麦芽のみを原材料にしたモルトウイスキー。
日本ではモルトウイスキーもしくはブレンデッドウイスキーが主流のため、グレーンウイスキーは数が少なくかなり珍しいです。
カフェモルトが気になる方は下記の記事をチェックしてみてくださいね!
![](https://frenchbread-sorrow.com/wp-content/uploads/2021/01/a445fc84e4bba9422542c94fa920a025-160x90.png)
カフェグレーンの現在価格・入手方法
2021年1月現在、カフェグレーンはネットショップで¥7,500〜9,000という価格で販売されています。
一時期の休売騒動や生産本数が少ない影響もあり、定価の¥6,000(税抜)よりも少し高いプレ値で販売されています。
私は今回たまたまスーパーで定価購入できましたが、関東圏だとそもそも販売されていること自体が珍しいです。(大人気のカフェモルトよりは見つけやすい印象)
酒屋だと定価で販売されていないことも多いですが、善良な酒屋さんだと¥6,600(税抜)くらいで扱っているところも稀にあります。
なのでネットのプレ値を無理して買うよりも、実店舗の酒屋を探したほうが安く購入できるかもしれません。
カフェグレーンの評価レビュー
![ニッカ-カフェグレーン-味の評価レビュー](https://frenchbread-sorrow.com/wp-content/uploads/2021/01/45E94A6A-16F1-4113-B27A-DADDF24573A7-800x800-1-800x800.jpeg)
テイスティングノート
香り:麦を感じるモルティな生クリーム、チョコレート、ほんのりメロン、甘みを感じる軽いアルコール香
味わい:甘くフローラルな蜜、バニラ、少し強めのアルコール感を放つスパイス
余韻:アルコール感のある刺激的なスパイス、ほんのりとした酸味がしばらく続く
口触りはトロッとしていてオイリーな粘性、甘さは結構強めです。
舌をピリピリと刺激する強めのスパイス感があり、後味になるほど目立つほんのりとした苦味もあります。
カフェグレーンはウイスキーの分類的にはグレーンウイスキー。
そのため基本ハイボールで飲むのを推奨されることが多いボトルですが、ストレートでも普通に美味しく飲めるくらい味のバランスは良いです。
手間をかけてカフェ式連続式蒸溜機(カフェスチル)で製造をおこなっている影響か、味覚以上に麦の甘くモルティな風味を感じるウイスキーという印象。
しかし、それと同時にアルコールの味も少し強め。人にもよると思いますが、私はストレートだとアルコールの尖った風味が少し気になりました。
とはいえ、ストレートでここまで美味しく味わえるグレーンウイスキーはジャパニーズウイスキーの中ではかなり希少ではないかと思います。
そもそもジャパニーズウイスキーはグレーンウイスキーが少ないので、一度味わってみる価値は十分にあるウイスキーではないかと!
カフェグレーン おすすめの飲み方
「カフェグレーンはストレートでも美味しく飲める」なんて先ほど書きましたが、私が一番美味しいと感じた飲み方はハイボール。
やっぱりグレーンウイスキーはハイボールとの相性が抜群なので、これを飲んでみないことにはカフェグレーンの真骨頂を味わえません。
定価でも¥6,000(税抜)という高価格なウイスキーなので少し勿体ない気もしますが、手に入った際はぜひハイボールを試してみてくださいね!
あくまで個人の感想ですが参考になりましたら幸いです。
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