この記事ではウイスキー初心者にもおすすめされることが多い「グレンフィディック」の種類、味の特徴を紹介しています。
参考になりましたら幸いです!
- グレンフィディックとは
- シングルモルトの産みの親「グレンフィディック蒸留所」
- グレンフィディックシリーズの種類一覧
- グレンフィディック12年 スペシャルリザーブ
- グレンフィディック15年 ソレラリザーブ
- グレンフィディック15年 ディスティラリーエディション
- グレンフィディック18年 スモールバッチリザーブ
- グレンフィディック セレクトカスク
- グレンフィディック IPAエクスペリメント
- グレンフィディック プロジェクトXX
- グレンフィディック ファイア&ケーン
- グレンフィディック リザーブカスク
- グレンフィディック ヴィンテージカスク
- グレンフィディック オリジナル
- グレンフィディック モルトマスターズエディション シェリーカスク
- グレンフィディック19年 ディスカバリー マディラカスクフィニッシュ
- グレンフィディック19年 ディスカバリー バーボンカスクリザーブ
- グレンフィディック19年 ディスカバリー レッドワインカスクフィニッシュ
- グレンフィディック21年 グランレゼルヴァ ラムカスク
- グレンフィディック21年 ウインターストーム
- グレンフィディック14年 リッチオーク
- グレンフィディック18年 エンシェントリザーブ
- グレンフィディック カオランリザーブ12年
- グレンフィディック トーステッド・オークリザーブ12年
- グレンフィディック23年 グランクリュ
- グレンフィディック25年 レアオーク
- グレンフィディック26年 エクセレンス
- グレンフィディック 125周年記念ボトル
- グレンフィディック スノーフェニックス
- グレンフィディック29年
- グレンフィディック30年
- グレンフィディック35年
- グレンフィディック38年(アルティメット38)
- グレンフィディック40年
- グレンフィディック50年
- グレンフィディック55年 ジャネットシードロバート
- グレンフィディック1937
- その他の限定グレンフィディック
- グレンフィディックのおすすめ銘柄
グレンフィディックとは
グレンフィディックはスコットランドのスペイサイドにある「グレンフィディック蒸留所」で作られているウイスキー。
グレンフィディックはゲール語で「鹿の谷」という意味です。
ボトルに書かれた鹿の絵がその象徴とも言えます。
華やかな味わいで非常に飲みやすく、スコッチウイスキーの入門としても推奨されることが多い銘柄で日本でもほとんどのスーパーに置いてあるほど人気のスコッチです。
世界で最も売れたシングルモルトウイスキーランキングでも毎年1〜2位を受賞しており、世界的にも有名な銘柄のウイスキー。
シングルモルトの産みの親「グレンフィディック蒸留所」
グレンフィディック蒸留所は開拓精神あふれるウィリアム・グラントによって1887年に創立されました。
建物は家族総出の手作りで設備も中古、そんな過酷な環境からウィスキー作りをスタートしたスコットランドの中でも歴史ある蒸留所の1つです。
1963年にブレンデッド用ではない世界で初めてのシングルモルトを販売したのがこのグレンフィディック蒸留所。
日本でも大人気のシングルモルトウイスキーですが、グレンフィディック蒸留所がなかったらそれも誕生していなかったかもしれません。
ウイスキー好きの人間としては感謝しかないです!
グレンフィディックシリーズの種類一覧
今まで販売されたグレンフィディックのラインナップを味の特徴含め簡単に紹介していきます。
グレンフィディック公式が販売していないボトラーズについては省いているのでご了承ください!
グレンフィディック12年 スペシャルリザーブ
グレンフィディックシリーズの最もシンプルな商品がグレンフィディック12年。
世界で初めて作られたシングルモルトウイスキーもこれで、毎年世界で最も売れたシングルモルトウイスキーランキング1〜2位にランクインしています。
新鮮な洋梨のようなフレッシュでフルーティな香り、フルーティかつ樽香が生み出す複雑な味わいが特徴。
日本でもグレンフィディック12年は非常に知名度・人気共に高く、スーパーをはじめ多くの店舗で購入することが可能です。
グレンフィディック15年 ソレラリザーブ
バーボン樽、ホワイトオーク新樽、シェリー樽の3種の樽で熟成したモルトウイスキーを ソレラバット(大桶)で約6ヶ月間後熟させて作られたグレンフィディック。
グレンフィディック15年は2種類販売されていますが、常販商品はこちらのソレラリザーブです。
ソレラシステムが生み出すスパイシーかつ円熟な味わいは、敬意を込めて”ソレラバット(大桶)錬金術の賜物”と呼ばれています。
香りはハチミツやレーズンを彷彿とさせる甘い匂い、味わいは甘さがありつつもスパイシーな仕上がり。
グレンフィディック15年 ディスティラリーエディション
日本未販売のウイスキーです。
グレンフィディック15年 ディスティラリーエディションは、アメリカンオーク樽とヨーロピアンオロロソシェリー樽で15年以上熟成されたモルト原酒をヴァッティングして作られたウイスキー。
花を彷彿とさせるフローラルな香り、アロマでスパイシーな味わいが特徴。
グレンフィディックシリーズでは珍しい1000mlボトルが販売されている銘柄でアルコール度数も51度とかなり高いです。
グレンフィディック18年 スモールバッチリザーブ
最低18年以上熟成されたスパニッシュオロロソシェリー樽原酒とアメリカンオーク樽原酒をヴァッティング、その後3ヶ月後熟させたウイスキー。
商品名にも含まれているスモールバッチは小ロットという意味です。
少ない単位で生産することで、手の行き届いた完成度の高いウイスキーを目指したのがグレンフィディック18年 スモールバッチリザーブです。
香りは熟した果実と樽のウッディな匂い、味はドライフルーツやナッツを彷彿させると味わいに仕上がっています。
グレンフィディック セレクトカスク
グレンフィディック セレクトカスクは免税店限定で販売されたウイスキー。
バーボン樽、ヨーロピアンオーク樽、カリフォルニア赤ワイン樽で作られたモルト原酒をヴァッティング、グレンフィディック15年ソレラリザーブと同じソレラバケット(大桶)を使用して作られています。
味は果樹園のフルーツを彷彿とさせるようなリッチでフルーティな味わい、ヨーロピアンオーク樽の特徴でもあるスパイシーな風味もしっかりと効いています。
1000mlのボトルでありながら低コスパのグレンフィディックです。
グレンフィディック IPAエクスペリメント
同じスコットランド、スペイサイドにあるビール蒸留所「スぺイサイドクラフトブリュワリー」とのコラボ商品。
グレンフィディック「エクスペリメンタルシリーズ」の記念すべき第1弾でもあります。
グレンフィディックの熟成に使用したアメリカンホワイトオークの樽をビール蒸留所に提供してIPAを1ヶ月熟成。
1ヶ月後に返却してもらい、その樽でグレンフィディックを3ヶ月間後熟して完成したウイスキーがグレンフィディック IPAエクスペリメントです。
香りは青リンゴや洋梨のフルーティーなフレーバーにビールのホップが足されたアロマティックな匂い、味は柑橘系のフレッシュな味わいに軽いホップが混ざりあった風味が特徴。
グレンフィディックを始め近頃ビール樽で作られたウイスキーが注目を浴びており、IPA樽で熟成したジャパニーズウイスキーも増えてきています。
その人気の発端となったのがこのグレンフィディック IPAエクスペリメント。
グレンフィディック プロジェクトXX
日本未発売のグレンフィディック。
グレンフィディック「エクスペリメンタルシリーズ」の第2弾です。
グレンフィディック蒸留所に招かれた20人の著名なマスターブレンダーが数千種類の樽がある熟成庫の中から好みのフレーバーを持つ20種類の原酒を厳選。
それをグレンフィディックのマスターブレンダー「ブライアン・キンズマン」が絶妙なバランスでヴァッティングして後熟。
多くの手間がかけられてボトリングされた完成度の高いウイスキーです。
選ばれた20種類の原酒のなかでメインとなっているのは、ソフトでフルーティーなバーボン樽、リッチなポート樽やシェリー樽の原酒。
香りはリンゴの花・バニラ・アロマな香辛料、 味は深くまろやかな綿菓子に香ばしいトーストやアーモンドを足したような味わいが特徴です。
グレンフィディック ファイア&ケーン
日本未発売のグレンフィディック。
グレンフィディック「エクスペリメンタルシリーズ」の第4弾です。
モルト原酒をバーボン樽で熟成、その後に複数のカリビアンラム樽と南米産のラム樽で数ヶ月間掛けて後熟して作られたウイスキー。
グレンフィディックでは珍しいピート(泥炭)が効いている燻製感が強いウイスキーです。
香りはフルーツ・バニラ・香ばしいピート香が混ざり合った匂い、味は甘さが強くピーティで後味に苦味がくるのが特徴です。
グレンフィディック リザーブカスク
日本未発売のグレンフィディック。
グレンフィディック蒸留所の貯蔵庫にあるシェリー樽モルト原酒をマスターブレンダーが手作業で厳選、ソレラ樽(シェリー樽)を利用してヴァッティングしたウイスキー。
シェリー樽由来のレーズン香ただよう、まろやかかつ深いコクのある味わいが特徴のウイスキー。
グレンフィディック ヴィンテージカスク
日本未発売のグレンフィディック。
グレンフィディック蒸留所が創業された1887年当時の味わいをイメージして作られたため、ヴィンテージカスクという名称が付いています。
ヨーロピアンオーク樽とバーボン樽で作られたモルト原酒をヴァッティングして作られたシングルモルトウイスキー。
リンゴを彷彿とさせるフルーティな味わいですが、グレンフィディックシリーズでは珍しいほんのりとした軽いピートも効いています。
グレンフィディック オリジナル
2015年に数量限定で販売されたグレンフィディック。(海外は2014年)
1963年当時にグレンフィディック4代目マスターブレンダーをしていた「ハミッシュ・ロバートソン」のレシピを現6代目マスターブレンダーの「ブライアン・キンズマン」が忠実に再現。
ヨーロピアンオークのシェリー樽原酒がメインに使われているウイスキーです。
香りは洋梨に似た華やかかつ複雑な匂いで味わいもフルーティー。香り・味わいともにグレンフィディック12年の風味にかなり似ています。
グレンフィディック モルトマスターズエディション シェリーカスク
日本未発売のグレンフィディック。
グレンフィディック蒸留所の6代目マスターブレンダー「ブライアン・キンズマン」が就任後初めて手がけたウイスキー。
アメリカンオーク樽とヨーロピアンオーク樽、2つの異なったオーク樽で作られたモルト原酒をヴァッティング。その後にシェリー樽で後熟されています。
香りは甘いバニラ風味に土・煙などが混ざったクセのある匂い、味はプラム・チェリーなどを彷彿させるフルーティかつスパイシーな味わいが特徴です。
グレンフィディック19年 ディスカバリー マディラカスクフィニッシュ
日本未発売のグレンフィディック。
免税店向けにリリースされた「エイジ・オブ・ディスカバリー」シリーズの記念すべき第1弾です。(全部で第3弾まである)
19年以上長期熟成されたモルト原酒を世界3大酒精強化ワインとして名高いポルトガルのマデイラワイン樽で後熟して作られたウイスキー。
香りはモルティかつスウィート、味はりんご・イチジク・アプリコットにシナモンが足されたような味わいになっています。
グレンフィディック19年 ディスカバリー バーボンカスクリザーブ
日本未発売のグレンフィディック。
免税店向けにリリースされた「エイジ・オブ・ディスカバリー」シリーズの第2弾です。
19年以上熟成されたバーボン樽モルト原酒のみをヴァッティングして作られたウイスキー。
スパイシーかつスウィート、ドライフルーツとバニラの甘いフレーバーが特徴のグレンフィディックです。
グレンフィディック19年 ディスカバリー レッドワインカスクフィニッシュ
日本未発売のグレンフィディック。
免税店向けにリリースされた「エイジ・オブ・ディスカバリー」シリーズの最終作となる第3弾です。
チャールズ・ダーウィンを南アメリカの東海岸に運び、彼の唱える進化論を発展させることに貢献した船「ビーグル号」を祝福するためにつくられたウイスキー。
グレンフィディック蒸留所の厳選されたモルト原酒を南アメリカの赤ワイン樽で後熟させて作られました。
なめらかな口触り、ブドウ由来の酸味とホットなスパイシー風味が特徴となっています。
Amazon・楽天・Yahooすべてのショップで品切れており、日本での入手はかなり厳しい状態です。
グレンフィディック21年 グランレゼルヴァ ラムカスク
熟成年数が21年を超える長期熟成ヨーロピアンシェリー樽原酒とアメリカンオーク原酒を厳選してヴァッティング、その後にカリビアンラム樽で後熟したシングルモルトウイスキー。
上記の画像では分かりませんが、前開きのかなり豪華なケースに入っています。
熟成を極めたドライフルーツにまろやかさと苦味を足したような味わいが特徴のウイスキー。
私も実際に飲んでテイスティングレビューをしているので、気になる方は下記の記事をチェックしてみてくださいね!
グレンフィディック21年 ウインターストーム
日本未販売のグレンフィディック。
グレンフィディック「エクスペリメンタルシリーズ」の第3弾でもあります。
熟成年数21年以上の長期熟成モルト原酒をフレンチオークのカナディアンアイスワインカスクで後熟したシングルモルトウイスキー。
もともと日本ではほぼ出回っていないため味については不明です。
現在Amazon、楽天、Yahooすべてで品切れているので、購入するには輸入酒屋を探すしかありません。
グレンフィディック14年 リッチオーク
日本未発売のグレンフィディック。
14年以上熟成したモルト原酒を厳選したヨーロピアンオークとアメリカンオークの2種類の新樽で後熟、その後ヴァッティングしたシングルモルトウイスキーです。
リンゴを彷彿とさせるフルーティな風味、そこにオーク樽由来の強いウッディな味わいが混ざり合っています。
グレンフィディック18年 エンシェントリザーブ
日本未発売。1998〜2008年まで生産販売されていたグレンフィディックですが、現在はすでに終売している模様。
オロロソシェリー樽、バーボン樽で18年以上熟成されたモルト原酒をマスターブレンダー自らが厳選してヴァッティングしたシングルモルトウイスキー。
香りはドライフルーツとシナモンが混ざり合った複雑な匂い、味わいは非常にフルーティなのが特徴です。
グレンフィディック カオランリザーブ12年
日本未発売のグレンフィディック。
1940年代のグレンフィディック蒸留所が作っていたピーティなモルト原酒を再現して作られたシングルモルトウイスキー。
12年物のモルト原酒をアイラモルトの熟成に使った樽で3〜6ヶ月後熟して作られています。
グレンフィディックシリーズでは珍しい強力なスモーキーさが感じられる味わいが特徴。
ちなみに、名称に含まれているカオランは “残り火” や “ピートの燃えかす” といった意味を指す言葉です。
グレンフィディック トーステッド・オークリザーブ12年
日本未販売のグレンフィディック。
内部トーストして焦がしたバーボン樽原酒をヴァッティングして作られたシングルモルトウイスキー。
日本ではネットショップ含めほぼ出回っていないため味については不明です。
グレンフィディック23年 グランクリュ
免税店限定で販売されたグレンフィディック。
アメリカンオーク樽とヨーロピアンオーク樽で23年以上熟成されたモルト原酒を厳選してヴァッティング、その後にフレンチキュヴェオーク樽(ワイン樽)で最大6ヶ月後熟させたシングルモルトウイスキー。
香りはフルーティかつモルティ、味はバニラや様々なフルーツが混ざり合った複雑な味わいとなっています。
グレンフィディック25年 レアオーク
免税店限定で販売されたグレンフィディック。
アメリカンバーボン樽とヨーロピアンシェリー樽で25年以上熟成されらモルト原酒をヴァッティングして作られたシングルモルトウイスキー。
口触りはなめらかで芳醇、フルーティー・クリーミー・スパイシーが融合した味わいが特徴となっています。
グレンフィディック26年 エクセレンス
免税店限定で販売されたグレンフィディック。
26年以上ものあいだ、アメリカンオーク樽で長期熟成されたモルト原酒をヴァッティングして作られたシングルモルトウイスキー。
1887年の創立当時からずっと家族経営を守り続けているグレンフィディック蒸留所を讃える目的で作られたボトルです。
グレンフィディック特有のフルーティなリンゴ風味にクリーミーとスパイシーが足された、優しくも複雑な味わいが特徴となっています。
グレンフィディック 125周年記念ボトル
2012年に免税店限定で販売されたグレンフィディック。
グレンフィディック蒸留所の生誕125周年を記念して作られました。
バーボン樽モルト原酒、ヨーロピアンオークシェリー樽モルト原酒を厳選してヴァッティングされたシングルモルトウイスキー。
創業当時の味を再現するため、グレンフィディックでは珍しいスモーキなーピート麦芽を使用、さらに原酒の熟成年数もバラバラとチャレンジの末に生まれたウイスキーです。
フルーティでありながらピーティかつスパイシーな味わいが特徴となっています。
現在Amazon・楽天・Yahooすべてで品切れのため、購入する場合は輸入酒屋を探すしかなさそうです。
グレンフィディック スノーフェニックス
日本未発売のグレンフィディック。
熟成年数がばらばらのオロロソシェリー樽モルト原酒、アメリカンオーク樽モルト原酒をヴァッティングして作られたシングルモルトウイスキー。
2010年の1月7日、グレンフィディックが所有する貯蔵庫の1つが積雪のため天井が滑落、中に置かれていた貴重な樽がマイナス19度の極寒に晒されてしまいました。
それをグレンフィディック蒸留所6代目マスターブレンダー「ブライアン・キンズマン」が、それらの樽を蒸溜年数を表示せず「スノーフェニックス」と名づけリリースすることを決意。
そういった経緯で販売された数量限定ボトルということもあり、香りや味の特徴は謎に包まれています。
ちなみに名前の由来は、滑落した倉庫の屋根を透過した光の輝きが「上昇する不死鳥のよう」に見えた事から付けられたとのことです。
グレンフィディック29年
日本にはネットショップ含め一切入ってきていませんが、本場スコットランドでは数量限定で販売されたようです。
日本には情報がまったく流れてきていないため、どのような樽が使われたか、香りと味の特徴はどうなのか全ての点で不明なグレンフィディック。
グレンフィディック30年
日本未発売。
シェリー樽、バーボン樽で30年以上熟成された長期熟成モルトをマスターブレンダー自らが厳選、絶妙なバランスでヴァッティングされたシングルモルトウイスキー。
一般に購入できるグレンフィディックとしては最長熟成のボトルがこの30年です。
香りはコーヒーやココアを彷彿とさせるエレガントな匂い、味はシェリー樽特有のレーズンとバーボン樽特有のバニラ風味の味わいが特徴。
グレンフィディック35年
※画像は用意できませんでした
35年以上熟成されたモルト原酒のみで作られたグレンフィディック。
香り・味の特徴については不明。
1961ボトルと1963ボトルが存在し、ボトルによってアルコール度数が違います。
調べたところ1961ボトルが43度、1963ボトルが47度な模様。
グレンフィディック38年(アルティメット38)
日本未発売のグレンフィディック。
スコットランドでの名称は「アルティメット38」が一般的。
日本にはネットショップ含め一切入ってきていませんが、本場スコットランドでは極数量限定で販売されたようです。
香り・味の特徴ともに一切不明。
グレンフィディック40年
日本未発売。
40年以上熟成された超長期熟成のグレンフィディック。
香り・味どちらの特徴も不明です。
現在、日本ではネット価格で約¥1,000,000とかなり高額になっています。
グレンフィディック50年
数量限定で販売された超レアなグレンフィディック。
50年以上熟成されたモルト原酒のみで作られたシングルモルトウイスキーです。
香りや味の特徴については謎に包まれています。
数年前に日本で約¥2,700,000という価格で取引された履歴がありますが、現在の価格は不明です。
グレンフィディック55年 ジャネットシードロバート
※画像は再販時にリニューアルされたボトルのデザインです。
グレンフィディック創業者ウィリアム・グラントの孫娘「ジャネットシードロバート」が所持していた秘蔵のお酒。11本限定で販売された超レアなグレンフィディックです。(その後に追加で何度か再販されています)
2011年に出品されたオークションでは46,850ポンド(当時の価格だと日本円で約575万円)、2012年のオークションでは44,000ポンド(日本円で約540万)という高額な価格で落札されました。
味の特徴については謎に包まれています。
グレンフィディック1937
全世界でも数えるほどしか販売されていないグレンフィディック。
熟成年数は驚きの64年!
1937年に樽詰めされ、2001年までの64年間ずっと暗い貯蔵庫で熟成されていたウイスキーです。
味の特徴は一切不明。むしろ日本人で飲んだことがある人がいたら教えて欲しいです、お願いします。
2010年付近の際に日本円にすると¥3,000,000という価格が確認されています。
その他の限定グレンフィディック
その他、過去に限定販売されたグレンフィディックとしては下記の3種類。
- グレンフィディック クラシック(15年熟成)
- グレンフィディック ミレニアム・リザーブ(21年熟成)
- グレンフィディック ハバナ・リザーブ(21年熟成)
もともと日本ではまったく見かけないシリーズなのでハッキリとしたことは言えませんが、すでに生産は終了していると思われます。
グレンフィディックのおすすめ銘柄
グレンフィディックは130年以上の歴史があるスコッチウイスキーということもあり、膨大な量の種類が存在します。
熟成年数が深い物、新しい要素を取り入れたボトルなどいろいろ存在しますが、低コスパで一番シンプルなグレンフィディック12年も十分に美味しいです。
私もバーなどで様々なグレンフィディックに挑戦していますが、シンプルな12年のほうが飲みやすくて美味しいと感じたことも何度もあります。
そんな理由もあり、初めてグレンフィディックを購入する方はまずシンプルな12年をおすすめします!
そしてすでにグレンフィディック12年を飲んでいる人におすすめなのはグレンフィディック18年 スモールバッチリザーブ。
定期的に飲みたくなる味わいで、私も実際にボトルを購入して飲んでいるグレンフィディックが上記!
この記事が参考になりましたら幸いです。
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