この記事ではキリンが5月19日に新発売したウイスキー陸の評価レビューを紹介しています。
おすすめの飲み方も載せているので、よろしければ参考にしてみてくださいね!
キリンウイスキー陸とは
商品名 | キリンウイスキー陸 |
販売会社 | KIRIN |
蒸留所 | 富士御殿場蒸留所 |
発売日 | 2020年 |
容量/アルコール度数 | 500ml/50度 |
原材料 | モルト、グレーン |
ジャンル | ブレンデッドウイスキー |
ウイスキー陸(RIKU)は飲料で有名なKIRINが5月19日に発売したばかりのウイスキー。
発売直後から安いのに美味しいと今話題のお酒です。
一応モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜたブレンデッドですが、モルトは調整程度でしか使っていないので実際はほぼグレーンウイスキーとなっています。
ウイスキー陸を作っている蒸留所は「富士御殿場蒸留所」。
1973年に作られた比較的新しい蒸留所ですが、富士山麓などの人気商品も作られている実績のある蒸留所です。
陸は富士山麓 樽熟原酒50°の後継商品?
陸のアルコール度数は50度。
安価でアルコール度数が高いキリンのウイスキーと言えば「富士山麓 樽熟原酒50°」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
そんな富士山麓 樽熟原酒50°ですが、人気のあまり原酒の供給が間に合わなくなって2019年に終売しています。
富士山麓 樽熟原酒50°はキリンが販売するウイスキー売上全体の30%以上を占めていた人気商品だったこともあり、キリンにとってはかなりの痛手。
そんなキリンが2020年に新発売したのがウイスキー陸です。
アルコール度数が同じで価格が近いことからも、ウイスキー陸は富士山麓 樽熟原酒50°の後継と見て良いのではないかと思います。
ちなみにですが「1500円という低コスパで美味しい」そんな理由で人気だった富士山麓 樽熟原酒50°は現在ネットショップで4000円以上という高値が付いています。
キリンウイスキー陸の評価レビュー
ボトルの表と裏は非常にシンプルなデザイン。
ボトルの左には英語で文章が書かれています。
WARNINGと書いてあるのを見て「注意書きかな」と思いましたが、よくよく見ると全然違いました。
意味を簡単に訳すと下記のようになります。
⑵に関しては余計なお世話だわと思いましたが、ボトルにメッセージを載せるとは非常に面白い試みですね。
ハイボール以外の飲み方については、ボトルの右側にレシピが載っていました。
ウイスキーをお湯割りとは斬新ですね。
それでは実際に陸を飲んでいきたいと思います。
まずはシンプルにストレートから。
香りはバナナにキャラメルを足したような甘い匂い。アルコールが50度あるのにそれを感じさせないほどまろやかで柔らかい風味です。
喉ざわりに関してもアルコール50度とは思えないほど優しい。
味わいはバナナ、オレンジ、そしてかすかにシナモンのようなスパイスも感じます。ピート(燻製)感は全くなく飲みやすい味。
味・甘さともに強めで樽の味もしっかりとしています。
続いてハイボール。
甘みが強いウイスキーなので、やはりハイボールとの相性も抜群です。
国産のレモンをしぼって皮ごと投入したら酸味が足されてより美味しくなりました。
お湯割りのレビューについてはいずれ追記したいと思います。
総評しますと、安価なウイスキーとは思えないほど美味しいです。
陸は日本で作られていることもあってジャパニーズウイスキーというカテゴリに属していますが、味はバーボンに近いのではないかと思います。
コークハイに使っても美味しく飲めそう。
キリンウイスキー陸 おすすめの飲み方
陸を美味しく飲むならハイボールがおすすめ!
ストレートやロックでも悪くないですが、アルコール度数が50度と高いので少し飲みづらいです。
陸のボトルに書かれているおすすめの飲み方を見ても、ハイボール・水割り・お湯割りと薄めて飲むほうが相性の良いウイスキーではないかと思います。
先ほども載せましたが、ボトルに書かれているおすすめのレシピは下記。
真夏の暑い時期はスッキリ感を味わえるハイボールが飲みやすいかと思います。
よろしければ参考にしてみてくださいね!
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